クラブワールドカップの決勝戦&3位決定戦が昨日行われました。
最終順位
優 勝 レアル・マドリード(欧州チャンピョン)
準優勝 鹿島アントラーズ(開催地枠)
3位 アトレティコ・ナシオナル(南米チャンピョン)
4位 クラブ・アメリカ(北中米カリブ海チャンピョン)
5位 全北現代モータース(亜細亜チャンピョン)
6位 マメロディ・サンダウンズ(アフリカチャンピョン)
7位 オークランド・シティ(大洋州チャンピョン)
鹿島 2-1 オークランドシティー
鹿島 2-0 サンダウンズ
鹿島 3-0 ナシオナル
鹿島 2-4 レアル・マドリード
(レアル・マドリード戦は延長戦)
鹿島アントラーズはJ1の1stステージで優勝し年間勝点では3位でした
年間勝点2位の川崎フロンターレ
2ndステージ優勝で年間勝点1位の浦和レッズを破り
J1優勝でクラブワールドカップ初出場を果たしました!
(過去には、2007、2008年度にもJ1リーグの年間総合優勝として、本来なら開催国枠として出場権を得る予定でしたが、AFCチャンピオンズリーグ2007で浦和レッズ、同2008でガンバ大阪がそれぞれ優勝したため「同一国が2つのチームを出場できない(開催国のクラブが各大陸のクラブ国際大会優勝をした場合はそれを優先する)」とする大会の特別規則により、出場することができませんでした。)
優勝したレアルマドリード
準優勝の鹿島アントラーズ
決勝戦の平均視聴率は26.8%、最高視聴率は36.8%(共に関東地区)だったそうです。
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CWC決勝で度重なるファウルで鹿島攻撃陣を食い止めたS・ラモス。しかし、リーガでジャッジ経験のある現地のご意見番は「S・ラモスは退場が妥当だった」と見ているようだ。
18日、FIFAクラブ・ワールドカップ決勝で、レアル・マドリーvs鹿島の試合は120分の戦いの末にレアル・マドリーが勝利を収めている。
しかし、この試合でジャッジした主審のジャニー・シカズ(ザンビア)は、後半終了間際に金崎夢生にファウルを犯したセルヒオ・ラモスに対してイエローカードを提示しなかった。
これに対して、スペインメディア『ラジオMARCA』で解説をしているリーガ・エスパニョーラの元審判員アンドゥハル・オリベル氏が、「S・ラモスは退場になるべきだった」という見解を示している。
後半終了間際の問題のシーンでは、S・ラモスが明らかなファウルで金崎のカウンターをストップ。主審のシカズ氏は笛を吹いてプレーを止め、胸のポケットに手を入れたが、2枚目のカードを出すことなく試合を続行させていた。
S・ラモスは後半立ち上がりに金崎へのファウルで警告を受けており、このシーンでイエローカードの処分が下されていたら、2枚目の警告で退場処分となっていただけに、“警告取りやめ”は疑惑の判定となっていた。
写真中央が主審のジャニー・シカズ
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CWC決勝の大一番でレアル・マドリーから2ゴールを奪った鹿島の柴崎岳に対して、早くもスペインメディアも注目。『MARCA』が彼は何者か?と記事を展開している。
18日、FIFAクラブ・ワールドカップ決勝で、レアル・マドリーvs鹿島の試合はレアル・マドリーの勝利で決着した。
しかし、この試合で2ゴールを決めた鹿島の柴崎岳に対し、スペインメディア『MARCA』が驚きの内容で伝えている。
同メディアでは「柴崎、新たなスターには200万ユーロの価値」の見出しで、柴崎を紹介。200万ユーロと言えば現在のレートで2億5000万円ほどの価値。レアル・マドリーから2ゴールを奪うほどの選手が、アジアのクラブでは2億5000万円ほどの市場価値(Transfermarktによると)と見られていることに、衝撃を受けているようだ。
また、先日の会見で柴崎が発した言葉「日本がさらにヨーロッパのような高いレベルに達するにはさらに10年要するかもしれないが」という柴崎のコメントを添え、レアル・マドリーから2ゴールを奪った柴崎のインパクトを強調している。
CWC決勝でレアル・マドリーとの激闘の末、2-4で敗れた鹿島の石井監督が、試合後会見で試合を振り返った。アジアのチームがさらに上を目指すための提言もしている。
FIFAクラブ・ワールドカップ決勝で、延長戦の末に2-4で敗れた開催国王者の鹿島。試合後、鹿島の石井正忠監督がレアル・マドリーとの激闘を次のように振り返っている。
「交代選手を入れて変化をつけることで、追いつこうと思っていたがうまくいかなかった。選手は120分間ファイトして、あのレアル・マドリー相手に真っ向勝負で戦ってくれた。(敗退は)私の力のなさじゃないかと思います」
「体力的な部分ではある程度いけるのではないかと予想していました。選手たちの個人個人の自己管理がよかった。ホテルでの生活態度、体調管理もしっかりしていたので期待はしていた。その中でも、個々のスピードや決定的なチャンスを決めきる、そういった部分も体力が必要なので、そこが不足していた。そこが差となったのではないかと思います」
記者から悔しいのでは? と問われると、率直に「悔しいです。本当に、このレアルマドリーに対して、相手を苦しめさせることはできたと思う。本当に、ちょっとしたポジショニングだったり、プレーの判断ミスで失点してしまったので、本当に悔しい思いです。選手は立ち上がりから120分勇気を持って戦ってくれました」と悔しさをにじませながら選手たちを擁護した。
準優勝に終わったことについては、「まだまだ日本のサッカー、プロができて25年ぐらいなので、今回の出場クラブからすると浅い部類だと思う。ここまで来れたのは非常に意味があると思います。日本のサッカーが世界に近づいていることを証明できたと思います」と語った。
また、人口6万7000人の鹿島市、小さな街のクラブが世界2位になったという事実については、「茨城の東の端に鹿嶋市はありまして、小さな町から生まれたクラブですが、Jリーグに参入するのに99.99%不可能だと言われて、その可能性に賭けてできたクラブだと思うので。日本の象徴をするということは、世界のクラブに勇気を与えることになると思います」と、自身が選手時代から一緒に歩んできたクラブへの愛着を表しながら快挙を誇った。
開催国王者として各大陸王者を次々に撃破し、決勝まで勝ち進んだことは事実。記者から「優勝するまでどのぐらいの時間が必要か?」と問われると、「こういった(ハイレベルな)試合を続けないと世界との差は埋まらない。レアルには近づけない。こういった試合を続けていって、アジアでも厳しい戦いをすることによってアジアのレベルも上がると思います。これを続けていかなければいけない」と石井監督は断言。世界の頂点へ挑むチャンスを一過性のものではなく、今後も継続してチャレンジしていくことの重要性を説いている。
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FIFA公式ダイジェスト
決勝戦
Real Madrid vs Kashima Antlers - FCWC 2016
3位決定戦
Club America vs Atletico Nacional - FCWC 2016