イヴ・・・
2011年冬の記事
【愛しのイヴ】2011.12.24
寒いクリスマスイヴの夜
あなたに出逢った
凍えるような風の中
なのに
元気に振舞う
やんちゃなあなたが
愛しくて
哀しくて
こねこのあなたは
懸命に
鳴いて鳴いて
母猫を求めるように
私の手を求めた
抱きあげたときの
あなたは
あまりにもちいさくて軽くて
切なくて
今度は私が泣いた
その日からの
あなたとの日々は
素晴らしく
潤いの時間でした
・
・
ちいさなあなたは
何倍も大きな私に
本当に大切なことを教えてくれたね
「目の前の存在を、今を、大切にすること」
命
イヴ
身近に居る存在だからって
ずっとずっと
一緒に居られるこなんて無いのだから
ね
そんな奇跡の日々の果て
永遠の別れの刻
立派なカラダになったあなたは
その背中に大きなツバサを広げ
空に
還っていった
私の身体中の水分が枯れるくらいの
ナミダと共に
あなたに
教えられたことを心に刻み
誓ったこと
『 全世界の猫たちを救う 』
って・・・
約束は
未だ、果たすことは
できない
未だに、外の猫たちは
過酷な暮らしをしています
2011年冬
そして・・・・・・・
2025年 夏
命がけの保護猫活動は未だ未だこれからも。一般財団法人 里見ねこうらら
代表理事
里見のり子

















