3和音の第1転回位置 - 第1巻 P49~P60 -
Ⅰ、Ⅳ、Ⅴ(第一転回位置)の配置•連結
●Ⅰ1、Ⅳ1、Ⅴ1 は、上3声中に、第3音を含めないのが良い。
(限定進行音によって含まれてしまうものもある)
○配分は今迄と変わらず配置できる。
○密集についてはソプラノ•アルトもしくはアルト•テノールが同じ音になる
○開離についてはソプラノ•アルトもしくはアルト•テノールが1オクターブ違いの音になる
○1転-1転、基本-1転の連結が考えられる。
●基本-1転の連結
○今迄と同じ様に、 (a)Oct-密、Oct-開、 (b)密-密、 開-開、の連結となる。
*(a)はOctが1転。(基本位置のOctから1転に連結する事はあり得なかったっけ)
(a)の場合(片方だけOct)を配分移行という。
そ今迄、(b)のような場合を配分一致と呼んでいた。
更に、開⇔密のように配分を変えてしまう事を、配分転換という。そのうち出てくる。
基本-1転の連結では、配分移行が極めて多い。
つまり、一転を使う時にはOct配分を使う事が多いということ。
密集や開離だと、重なった音が強烈になってしまうからだろう。たぶん。
●実施
①共通音を保留 ②配分移行/一致で、其の他の2声を配置
*共通音が無い場合
先行和音の上3声を最も近い標準配置を選ぶ。
いままで基本位置同士の連結とは異なり、共通音の無い場合でも、バスに上3声を全部反行
させる必要はない。(禁則事項に触れなければ良い。)(自由度が増してきました)
●1転-1転の連結
○Oct配分を続けてはいけない。(連続8度が出来てしまうから)
ただし、同時保留の場合はOK(←超忘れがち)
Ⅱ(第一転回位置)の配置•連結
○Ⅱの第一転回の上3声は、第3音を含む根音高位の密集配分が最適であり、
(同じ根音高位の密集、第三音高位の開離も良いです)
○↑これらを作る為なら、保留無視、配分転換も辞さない。(禁則事項はダメ。)
(出来ればソプラノのメロディーラインも考えて処理)
○Ⅴ(ドミナント機能を持つ和音)に連結する際は上3声を全部下降させる
(基本位置の時は共通音を下降&配分一致でした)
○Ⅱ(第一転回)からⅤ(第1転回)に接続するときは、必ずしも全部下降しない。
ソプラノのメロディーラインを考慮して、禁則事項に触れず処理すれば良い。
おそらく、前述した最も近い標準配置になる。
いままでの和音設定まとめ
○同じ和音を続けては成らない(1→1の1転を除く)
○ⅲだったらⅠの1転
○ⅳだったら
・Ⅱは基本位置でも1転でも、次にD和音が来なければならない(Dがくる時はⅡを推奨)
・Ⅳは次のバス音がどのような音でもOK
・つまり、2つのⅳが続く時は常にⅣ→Ⅱの1転
○ⅵだったら
・Ⅴが先行する場合は必ずⅥ
・ⅠorⅢが後続する時は必ずⅣの1転
・Ⅴが後続する時にはⅣの1転が望ましい
・2個のⅵが続く時には必ずⅥ→Ⅳの1転
★ⅡからはⅤのみ後続する
★ⅣからⅥは後続しない
★ⅥからⅠは後続しない