※リアルゲームの主人公

 

今日は「RE_PRAY 横浜」の先行抽選発表日、倍率が高いのは予想済みだが、"GIFT"で5回も落選したトラウマがあるので何とかリベンジしたい。

特に昨年末"Undertale"のゲームに嵌っていたので、エッジの音だけで「サンズ戦」を再現した、"MEGALOVANIA"

を、ぜひ生で見たいと思っている。

羽生選手はインタビューの中で、

「<スピンじゃないとこの世界観は表せないな>って結びついたのが"MEGALOVANIA"だった」と語っている。

エッジの音だけで演じるということは、スピンのテクニックによほど自信がなければできない。

スピナーでもある羽生選手以外には、思いつきもしないウルトラ企画である。

 

以前視覚障害の方が、「フィギュアスケートは、ただ音が鳴っているだけでつまらない」と言っていた記事を見かけたが、"MEGALOVANIA"はそんな不満も吹き飛ぶきっかけになるかもしれない。

羽生選手のスケーティング音は滑らかで優しく、ジャンプもふんわりソフトに降りてくるので、音楽がなくても耳に心地よく癒されるのだ。

視覚障害がある方たちにも、羽生選手の極上スケーティングを楽しんでもらう機会が増えたらいいなと思っている。

 

新たなショーを迎えるたびに進化のハードルを上げていく羽生選手だが、彼への一極集中人気を妬んでか、昨年からクズメディアの誹謗中傷が断続的に続いている。

ここまで粘着してしつこいと、どこの組織が依頼しているのか丸分かりで引くが、

「酷い"妄想"とか、"想像"や"嘘"だけ」と羽生選手がSNSで一刀両断してからは、記事の整合性が取れなくなり迷走している感もある。

下らないのであまり目を通さないようにして通報しているが、最近は羽生選手個人だけではなく、母親への攻撃まであり、呆れると同時に怒りも覚えた。

記事の中には「マザコン」という言葉を屡々目にした。

 

しかしそもそも、毒親ではなく普通に育てられていたら、

いわゆるマザコンでない男なんているのだろうか。

大抵の場合、男は妻や恋人よりも母親を優先するし、母親によく思われたいし、いくつになっても褒められたいと願っているものだ。(個人的な体験です)

世の東西を問わず、兵士が死ぬ間際に思い浮かべるのは母親であり、恋人や父親、友人兄弟などは優先順位が下がる。

 

詩人のサトウハチローが"母と子"を詠った詩は400編近くになるというが、彼がマザコンだったという話は聞かない。

※誰もが幼少期に聞いている「おかあさん」の歌。

 

   おかあさん   なあに

   おかあさんっていいにおい

   せんたくしていたにおいでしょ

   しゃぼんのあわのにおいでしょ

この歌は昔大好きだったが、小学4年生の時母が病死してからは、聞くとと悲しくて涙が出るので嫌いになった。

 

他にも母を歌った曲は数多いが、川内康範作詞で森進一が熱唱する『おふくろさん』はマザコン賛歌なのか?

武田鉄矢の『母に捧げるバラード』や、さだまさしの

『無縁坂』はどうなのか。

有名なロックグループQueenの『ボヘミアンラプソディー』では、冒頭に"Mama jusut killed a man"

「ママ、俺殺っちまった」で始まり、

「ママ、俺はあんたが望むような男にはなれなかった」

「ママ、あんたを悲しませるつもりなんてなかったんだ」

と、多分死刑囚になった男の懺悔が延々と続く。

だからと言って、この歌を歌うボーカルのフレディはマザコンだったのか?

 

男性はフロイトが言ったように、母親を手に入れたいと思い、父親に対して強い対抗心を抱くという幼児期における抑圧(エディプスコンプレックス)を持っているが、成人になっても潜在的に残っているのではないかと感じることがある。

クズ記事を書く男性記者たちは、自分の母親にどんな虚像を見せ、見栄を張っているのか知りたいものである。

いずれにしろ嘘記事は、「お前のかあさんでべそ」くらいの嫌がらせだと思い、無視するに限るのが一番である。

 

先行抽選発表の時間が迫って来たので落ち着かないが、それまでゲームでもして時間を潰すことにしよう。

"Undertale"は一段落したので、最近新たなゲーム、

『MOTHER 2 ギーグの逆襲』を始めた。

※30年前のゲームとは思えないクォリティ。

 

"Undertale"の作者トビー氏が強い影響を受けたという意味がよくわかる作品である。

※向かって左がMother2の主人公、右がUndertaleの主人公、来ているセーターがよく似ているが、キャラは真逆。

このゲームも面白くてやめられなくなる中毒性があるが、

糸井重里氏の台詞が秀逸である。

※遂にmotherシリーズの台詞本まで買ってしまった。

 

かっては「大人も子供も、おねえさんも!」というキャッチフレーズで有名だったようだが、今の自分には、

「大人も子供も、アラカン豊豊さんも!」というコピーの方がしっくりきそうである。