無意識に完璧をもとめていたのかもしれないし

内心で自分自身を卑下していたのかもしれない

 

その根本的なところを辿ると、やはり家族関係からだろう

心の痛みもあったのでこのままもう一生かかわらずに生きていこうと思っていたが

ここにきて、そいつと向き合おうという気持ちに

「ストン」となった。

 

そうなると行動力がでてくるもので

ささっと故郷へと旅にでたのだ。

GWだが、前夜にえきねっとでぎりぎり特急券も買えた。こんなときはなんとかなるのだ!

 

最高のお天気で

自然を浴びて

地元の神社へお参りし

数年ぶりのお墓参りも果たした

 

没交渉だった実家の全員と会うことができ

これまで仮面をかぶっていた部分をとっぱらって

伝えることは伝えた

 

そのあとのそれぞれの人生

みんな健康で嫌な思いをなるべくせずに

楽しく生きていってくれたらいいな

 

最終的にそんな気分になって

弾丸旅から帰ってきた

 

久しぶりにぐっすり寝て

体の痛みもらくになり

(タモキシフェンやめたせいか)

気持ちもなんだか整理できたのだ。

 

長年ないものねだりをし続けていた。

幻を追っていた。

与えられなかったときの痛みを味わいたくなくて

素直に欲しいという態度もせず、ただ寂しい気持ちだけ抱えて。

 

でも実際のところ、私にとってはなくても案外大丈夫だったのだ。

これが私の宿命だった。

まだ完全に寂しさがなくなったわけではないだろうけど

なんとなく受け入れたのだ。