※気分の点数化を否定する記事ではありません。
以前、気分の点数化を「無理矢理」やらされたことがある。
鬱は-5で、躁は+5。-5~+5までの領域で数値化。朝昼晩の3回記録するというものだった。
これが本当に嫌だった。嫌で嫌で仕方なかった。
医者の主張はこうだ。
「点数化することにより、自分の状態を客観的にとらえられるようになる」
私はこれを受け入れることができなかった。
実は一度、自主的に気分の点数化にチャレンジしたことがあった。
その時は見事に失敗した。
安定していて調子が良かったので、数値は「0」。
「0」を付け続け、そして、躁っぽくなっていった。
笑い話にしかならない。
そういう経験もあり、気分の点数化に抵抗感があった。
まぁ、客観視ができてなかった自分が悪いといえばそうなのだが・・・。
私は日記をつけているから、点数化しなくても大丈夫だと主張したのだが、点数化に勝る客観視はないということで、無理矢理にやらされたわけだ。
第一、躁の時は+5、鬱の時は-5、じゃぁ、混合は???
鬱気分で-5を付けたけれど、頭は忙しく回っていた場合どうするのだろう。
-5がついているから、抗うつ剤を処方された日にゃ、大変なことになるんじゃないだろうか。
気分なんて、-5~+5なんて直線的に表現なんてできないんじゃないだろうか。
点数化が苦手で、嫌いだったので、本当に嫌々記録を付けていた。
元の主治医の先生に戻ったとき、
「この重要性わかる?」
と聞かれたので、
「わからないし、わかりたくもないです」
と、嫌悪感丸出しに言ったら、もうつけなくていいということになった(笑)
ブログ友達さんから、点数化じゃなくても、要は客観視できればいいのだから、といって、別の方法を教えてもらった。
私はそれが気に入って、2年ぐらい記録していた。
そのうち記録がめんどくさくなりやめてしまった。ごめんなさい、教えてくれた○さん。
気分の点数化に納得していて、自分にあっている人はそれでいいと思う。
けれど、私みたいに肌に合ってない人は、無理に点数化しなくてもいいんじゃないかな。
☆私には合ってないわ・・・☆

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