ジツは、市営墓地が当選致しためめお。
昨年の話。
夏過ぎに募集があり。
ま、毎度倍率高いし。
全てのツキがないし。
倍率高くアタルはずないしぃ…
父はつねに傍観者。
コトにあたりて、クチは出すが行動はNothing。
「…かぁちゃん死んでさ。なぁ、兄ぢゃも亡くなって…。このまま家に置いといてもイイかねぃ。」
「…いや。そうでもないか。やっぱり、同じトコに入れてやったほうが…。ねぃ…」
永代供養付きなロッカー式墓地のチラシが入るたび、聞こえるように独り言たる父。
めめお、知らんがな。
んなもん、ジジイであっても、家長たる父が率先して動かんと…
めめお、知らんぞ
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160119/16/0aap-paa0/7a/eb/g/o0020002013544868173.gif?caw=800)
。
…とは思っておったのだが…
良くは…ナイだろ。
何時までも、家に遺骨置いて…ってさぁ…
母は自宅に。
兄ぢゃは兄宅に。
置いては置けんだろ。
いや。
お墓はある。
父の兄宅、つまりは本家にお墓はある。
だが、疎遠である父の兄宅お墓に母と兄ぢゃ、二人お世話になるのは……
毎度チラシが入るたび、聞こえるように独り言な父に、若干洗脳にも似た感じにもなり…
申し込み致したのが咋夏の終わり頃。
アタリの知らせが来たのは、ちょうどめめおの入院の日。
遺骨が自宅にある人優先だったらしい。
…だったらしいが、とりあえず当選
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160119/16/0aap-paa0/79/c8/g/o0020002013544868179.gif?caw=800)
入院ちうなめめお。
現地説明会やら、見学会は父が参加。
まぁ、市内で墓地が持てるならば…
しかも、経済的負担が少ないならば…
えぇ。
普通に購入致すのより、およそ半額程度で購入できるてコトで、即決。
父にも異存がなくて即決…
したの…だが……
当選後もモロモロな審査があり、それらを経て無事に購入費用の振込み完了
![グッド!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/187.gif)
墓石も、それ相応のモノを選んだ中で、父が一言…
「…あんな暗い墓地、行かないよな。」
………
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160119/16/0aap-paa0/71/c3/g/o0020002013544868180.gif?caw=800)
をいをい…
またも、何時もの後出しジャンケンかぃ
![汗](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
しかも、暗い墓地だから…って…
当選の知らせが来た時も、現地説明会及び見学会の後も、確実に乗る気だったぢゃねーか…
だがしかし…
「…だって場所もわかんないよ。一回行っただけだけど…」
「…まわり、みーんな同じようなお墓ばっかりだし……」
「…行かなくなるよ。いや、めめおだって行ってないだろ?見てないだろ?」
「…いいのかぃ?見てないだろ?決めちゃってさぁ」
いやいやいやいや。
見学会行って、「いやぁ…、市営だもん。良かったよ。お墓なんて、どこもあんなモンだろし」って納得してたよなぁ。「どうだった?」って聞いた時にさ。
それが、ココにきての翻意、て
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160119/16/0aap-paa0/05/0c/g/o0020002013544868185.gif?caw=800)
。
経済的余裕があれば、大本山なり有名霊園なり購入できる。
ロッカー式墓地だって、そうそう安価なものではなく、予算の範囲を軽く超える。
そんな中での市営墓地購入決定……だったのにぃ……
今まで、家内のコトは全て母が仕切ってきた。
ゆえ…、
ゆえ…か、
決定致す…というコトが下手なんだろうな、父たらさ。
ブレるんだな。
決められたモノを与えられるコトに慣れちまった。
墓地。
どうなるんだろ。
どうするんだろ。
今のめめだ家には、かなり高額な買い物だったんだが……
墓地。
必要だったのか?