毎日のお洋服を選ぶときに、どのように選んでいますか?
お仕事や制服で決まっていて自由がないという人は、お休みの日や部屋着は選べますよね。
気持ち良い、気分が上がる、好き、リラックスできる、お顔が明るくなる、
無難だから、安いから、そこにあるから。
どちらが魂の声で、どちらが考えたものなのか、こうすると分かりやすいのですが、
それを暮らしの中で実践してみると、案外「考えたもの」の横やりが入り、そちらに流されそうになっていることに気づきます。
初心者さんに多い誤解として、何でもポジティブに考える「考えたもの」や、
何でもかんでも「スピリチュアルに結びつける」「スピリチュアルのせい」にする「考えたもの」もあります。
「無難だから、、はダメダメ!気分が上がるほうを選ばないと!」
「泣いたらダメダメ!故人はきっと〇〇と思っているはず」
「神様は〇〇と言っている気がする」
「〇〇はきっと神様のサイン」というもの。
スピリチュアルとポジティブマインドを混同していて、ネガティブは低次、ポジティブは霊感だと誤解している。
そして「思い込み」「設定」「シンクロ」「考えたもの」を拾う思考癖がつくことで、霊的な感覚を使ったつもりになる。
本物と呼ばれる有名な方々の誰も言っていないようなことも、自分に都合良く読み替えて、誤って思い込んでいる人はとても多いです。
大切なのは、神様のサインや魂の声の「例としてあげた項目」に当てはめることではなく、
ご自身が最初に感じたもののあとに、「考えたもの」が出てきていることに気づきましょうねということ。
「考えたもの」は声が大きく、何となく従いそうになります。
すると、ご自身の霊的な感覚は使っておらず、かつ自分の霊感を打ち消す行為まで同時に行なっている。
これを繰り返していれば、いつまで経っても霊感を実感できないし上達できないのも、当たり前だと思いませんか?
食べものも毎日選んでいて、料理をしなくても、何を、どのくらい食べようか選んでいます。
旬や香り、色、味、食感に惹かれる、欲しているものを選ぶ練習です。
食べもの選びでは、二つの気をつけるポイントをお伝えしたいと思います。
一つ目は、「食べたい」「欲している」感覚。
体の調子を整えるために必要としているものと、脳が麻痺して欲しているものとがあるので、見極めが肝心です。
二つ目は、金額です。
金額を考えずに、いつでも食べたいものばかり選ぶことはできませんから、
霊的な感覚を優先させる日と、そうでない日を分けることになります。
「今日は必要なものだけを買おう」というのは、霊感の打ち消しにはならないので大丈夫。
ですが「自分や家族の体調や、調子に合ったものを選ぶ」というふうに工夫すれば、頻繁に活用できそうです。
このように、何となくで選んでいる毎日のちょっとしたものを、ご自身の五感や心を使って選んでみる。
そして実際に着たり、食べたりして、その後の調子や成果はどうだったのかを振り返って分析して、結果を紐づける。
何回も、何年もかけて正しい経験値が集まれば、
だんだんと何を食べると調子が良い悪いのか、どんなときに不調になるのか分かるようになり、この世のことわりも見えてくるようになります。
それは、ご自身にとって信用できる感覚と、ご自身に合った正しい情報です。