みなさん、こんにちは。
 
 
神様へ会いに行くとき、私はよく「今頑張っていること」や「これから頑張りたいこと」「自分の思うこと」をお話しています。
 
 
実はそれは、参拝の前から考えていた「今日はこれを話そう」という内容とは、全く違うことが多いです。
 
 
なぜなら、神様空間に入ると、自分の頭の中のごちゃごちゃが整理されて、まるで透き通った水で満たされたようになるから。

 

 

神様を前にすると、心の中を全部見透かされたようになります。

 

 

実は私たちが境内に入った瞬間から、自分のありのままの姿を、嘘偽りなく神様とともに見つめる作業が始まっているんです。

 

 

私たちが何も言わなくても、神様には人の心のうちはまっすぐに届いていますが、神様は「自分で言う」のも人間の修行になると言います。

 

 

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手を合わせると、今まで「あれを言おう」「これを願おう」と思っていたことが、全部流されて、頭の中が真っ白になります。

 

 

その空っぽになった頭の中には、透明な水がサラサラとたゆたんで、それがとても気持ち良い。

 

 

このときのポイントは、ご神気をいっぱいに吸い込むこと。

 

 

吸い込むためには、まずは吐くことがコツ。

 

 

ゆっくり、しっかり吐くと、たくさん吸えます。

 

 

次第に神様へのパイプが活性化されて、魂が優位になります。

 

 

五感も敏感になり、自然の音や匂い、色、風などを強く感じます。

 

 

どの器官が活性化するのかは、そのときどきによって違うので、視野を広く持っておくのがおすすめです。

 

 

「自分は聞くタイプ」「私は見えるようになりたい」などと自分で決めると、自ら感覚を閉ざすことになるから。

 

 

自然の心地良さに身を任せていると、たゆたんでいた水の中から、神様にお話したいことが一つずつ順番にあらわれます。

 

 

そして同時に、自分が何をすべきなのか、何が足りないのかが、自然と分かる、ひらめく、気づきます。

 

 

高度な参拝になると、参拝前後の私たちの心のあり方が全然違います。

 

 

また高度な修行になったあとはとても眠たくなるので、ゆっくり過ごされて下さいね。

 

 

気負わず、あせらず、大好きな神様へ会いに行ってみてはいかがでしょうか。

 

 

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今日も最後までありがとうございました。