気がつくと、私は見たことのない林の中にいました。
 
 
目の前には、一本道がつづいています。
 
 
不思議と「怖い」とは思わなくて、ぼんやりと「この先に何があるんだろう?」と思いながら、私は歩みを進めました。
 
 
その道の端には、ぽつりぽつりとあの世の存在がいるようなもやが見えるのですが、それが何なのかはよく分かりません。
 
 
そのもやは白いので、低次の存在ではないことも、自分に害や敵意がないことも、不思議なことに分かりました。
 
 
進むごとに、胸が熱くなるような、魂が高揚するような感覚が強まってきました。
 
 
ドキドキが最高潮に高まったころ、長くつづいていた林を抜けて、ひらけた場所へ出ました。
 
 

空が不思議なくらい大きくて、広い、それからぽかぽかの、爽やかな春の青空の下、

 

 

そこには大きな桜並木が、道なりにずらりと並んでしました。

 

 

桜の道は、まだ先へつづいています。

 

 

道なりに進むと、赤い鳥居が見えてきました。

 

 

すると、「楼門だ」と神様の声が聞こえました。

 

 

お姿は見えませんが、とても大きな、力のある神様だと感じました。

 

 

私はまるでお上りさんのようにきょろきょろと、空と、桜と、近づいていく楼門を見上げながら進みます。

 

 

桜並木にはぼんぼりが点灯していて、まるで「ご縁日」のような賑やかな雰囲気です。

 

 

ふと右の道端を見ると、小さくて白いお稲荷さんがちょこんと座っていました。

 

 

私が道に迷わないように案内役を買ってくれていて、私のペースに合わせてくれているようです。

 

 

再び目線を上げると、大迫力の青空。

 

 

普通の空ではない、とてつもない高い波動で空間がゆらゆらと歪んでいます。

 

 

その空には、たくさんの力の強い神様の力が混じり合っていて、ちらちらとその神様のお姿の端が垣間見えるよう。

 

 

その中には、はっきりと七福神のお姿もありました。

 

 

「七福神だ!」

 

 

「大きい!」

 

 

思わず声が溢れました。

 

 

宝船に乗った七福神のそのお姿は本当に大きくて、縁起の良い、ありがたい、おめでたい、そんな明るさいっぱいの世界でした。

 

 

ふと、「ここに呼んでくれた神様はどんな方なのだろう?」と、心の片隅で考えました。

 

 

すると私が今いる世界と、現実のこの場所とが重なるような映像を見せてもらいました。

 

 

その光景から、今の自分がどこにいるのかが分かりました。

 

 

突然、「商売繁盛!」の単語が頭の中に浮かびました。

 

 

そして、「今日はこれでおしまい」だというのも悟りました。

 

 

「いつか行くことがあるのかもしれない。」と思いながら、私はゆっくりと目を覚ましました。

 

 

起きて、忘れないようにと記録したのがこちらです。

 

 

 

 

そう、私の魂は寝ている間に、神様の世界へお邪魔させてもらっていたのです。

 

 

神様の世界はとても波動が高くて、力に満ちていて、明るくて、感動と驚きの連続でした。

 

 

神様は「自分はどこそこの神様である」とか「お役目があるから来なさい」などということは言いません。

 

 

私が気づくための材料は惜しげもなく下さり、そこからどのように考えるのか、行くのかどうかも、人間が「自分で決める」ことだから。

 

 

実際にその数ヶ月後、こんな体験ができました。

 

 

 

 

眠っているときの私たちの魂は、あの世に帰ったり、魂活動をしたり、エネルギーチャージをしたり、会いたい人に会ったりと色々なことをしています。

 

 

少し先の未来のことを知ったり、神様と交流をさせて頂いたり、あの世の寺子屋で学べることもあります。

 

 

魂が見聞きしたことは、そのほとんどは覚えていませんが、「夢」として私たちが覚えていることもあります。

 

 

魂の活動と、体の休息はセットなので、質の良い睡眠も大切になります。

 

 

もし意識として覚えていなくても、魂は覚えているので心配はいりません。

 

 

夢でのことを覚えていれば、その記憶は時間が経つと忘れてしまうので、目が覚めてすぐにメモをとっておくと良いです。

 

 

神社仏閣の夢を見るときは、「行くと良いことがあるよ」「癒されるよ」「リフレッシュできるよ」というメッセージを頂いていることがあります。

 

 

また神様とのご縁を頂けるチャンスをもらっていたり、魂が昔からご縁が深いというのを教えて頂いていることもあります。

 

 

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今日も最後までありがとうございました。