私は10代で家を出てしばらくは、生きるのに一生懸命で、神様と離れていた数年間がありました。
ごはんや睡眠をおろそかにしていたのも、若気の至りではありましたが、それではこの世は長くは持ちません。
色々な不調と霊障が一気に降りかかっても、くたくたすぎて、一向に神仏のほうへ意識を向けることはできませんでした。
ですから神仏は、私と出会う人を通じて色々な言葉を授けたり、夢で見聞きすることで、
「もしかして?」と自分で気づき、私自ら神仏のほうへ意識を向けるように導いて下さいました。
神仏のほうへ気を向けると、目の前の霧が晴れるように、見える世界が一気に変わりました。
星になったおじいちゃんは、私たちに何度もサインを送ってくれていて、私たちの魂も霊障から庇うように守ってくれていました。
はじめておじいちゃんとつながれたとき、「やっと気づいてもらえた。」とおじいちゃんは言いました。
おじいちゃんの魂は、私たちを守るためにたくさんのエネルギーを使い、幽霊からの攻撃を受けてぼろぼろの傷だらけでした。
今ではすっかりぴかぴかで、たくさんの徳を積み、高いところへ上がられました。
神仏は「自分でする」ことを大切にされます。
これは例えば、赤ちゃんに一人で大きくなれとか、怪我をしているのに病院や乗りものを使うなとか、
介助が必要なのに根性論で自分のことは自分でとか、そういうことではないのはお分かり頂けると思います。
神仏が言うのは全員に同じ内容ではなくて、一人一人に合った、そして私たちの魂の成長や自己実現に必要なこと。
そのメッセージは、お一人お一人によって内容が異なります。
自分の人生や体に何が必要なのか。
それが分かれば、次の行動ができます。
和尚さんは、「そのくらいの強い意志が大事」と言ってくれました。
ご先祖様方は、「生きている人の意志の力は強いんだよ」と言います。
「あの世に帰ると、生きていたときより「思い」が薄くなる。
この世にいる家族のことはとても大切で、愛しているけど、生きている人の「思い」にはかなわない。」と、ちょっぴり残念そうに言います。
お導き下さった仏様のもとへ向かう道すがらに、「世界は明るい」「空が青い」「ごはんがおいしい!」と久しぶりに感じました。
神仏のことを信じて自分で行く、休みを取った、行動したから、
ようやく「この世」や「生きること」に焦点が合ったのです。
それまでは夢の中にいるようで、ふわふわとした感覚でしたが、これが魂が感じていること、生きることなのだと知りました。
高次元からのメッセージは、四季折々の季節の変化や、自然を通して届いています。
私たちはこの世を生きることに一生懸命で、色々な事情があることも、神仏は知って下さっています。
それでもふと立ち止まったり、ちょっと上を向いたり、日向ぼっこしたり、深呼吸することで、
心身をクリアにしたり、ほっとしたり、エネルギーを補ったり、整えることができます。
リラックスしたり、エネルギーで満たされると、少しだけ視野を広げられたり、受け入れる余裕が生まれます。
「それは、生きるために必要なことなんだよ。」と教わりました。