みなさん、こんにちは。
 
 
昨日は節分でしたね。
 
 
節分といえば、桃太郎の鬼退治。
 
 
鬼退治の舞台は、ウシのツノとトラのパンツの鬼のいる鬼ヶ島です。
 
 
丑の刻は丑三つ時をさし、「陰」の気の満ちた時間帯でもありますが、寅の刻に入るときに「陽」に転じます。
 
 
この丑と寅の境目を、鬼門といいます。
 
 
桃太郎(亥)は鬼を打ち破る仲間として、申、酉、戌をお供に旅に出ます。
 
 
途中には海(子)を渡り、鬼ヶ島へ。
 
 
そして見事鬼を打ち破り、冬の陰気は陽へ転じて春を迎えます。
 

 

 

 

そして今日から暦の上では、春がはじまります。

 

 

とはいっても、まだまだ冬の寒さはつづきます。

 

 

寒さが3日つづいた後に、暖かさが4日つづくのを繰り返す「三寒四温」は、これから3月ごろまで当てはまります。

 

 

ゆっくりと、春の陽気エネルギーへ切り替えていきましょう。

 

 

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これまでの冬のおこもりモードから一転、陰気が減り陽気が満ちることで、奥底から力がみなぎって来ます。

 

 

しかしそのエネルギーの大きな変化についていけず、心や体は不安定になりやすいです。

 

 

それは春の陽気になれることで、少しずつ落ち着いていきます。

 

 

春に起こりやすい不調として、風の邪気の不調があります。

 

 

冷え、熱、乾燥など、日ごとに変わる邪気のダメージが体にするりと入り、風邪やめまい、頭痛などの不調につながります。

 

 

また陰から陽への変化は、大きなストレスで、不眠や憂うつ、気分の落ち込みなども感じやすくなります。

 

 

そのために、体の「気」を巡らせることが春のテーマになります。

 

 

屈伸や背伸び、アロマや香味野菜、柑橘、春野菜を積極的に取り入れましょう。

 

 

柑橘のぱっと弾けるような香りって、心地良いと感じる方も多いと思います。

 

 

「良い香り」と感じるだけで、実は「気」が巡ります。

 

 

春の野菜といえば、新じゃがいも、新玉ねぎ、菜の花など。

 

 

じゃがいもは胃腸を元気にして、エネルギーを補い、疲労回復に役立ちます。

 

 

玉ねぎは体を温め、胃腸を整え、エネルギーを巡らせてくれます。

 

 

苦味のある菜の花は、解毒作用があり、お肌の不調を抑えてくれます。

 

 

春の味付けは、さっぱりと。

 

 

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この季節はまだまだ三寒四温で、風の邪気もありますから、油断の薄着は禁物です。

 

 

周りの人や季節感に合わせるのではなく、ご自身の体感に合わせた衣服を選んでいきましょう。

 

 

特に冷えを感じている人の多くは、足首をさらしていることが多いです。

 

 

くるぶしの靴下を避け、うっかり冷えを予防しましょう。

 

 

春の養生の基本は、「ゆるめる」こと。

 

 

髪もほどき、締めつけの少ない服を選び、気持ちもゆるく、与えて奪わず、生かして殺さず。

 

 

ですが、新しいことを始めたり、予定を立てたりするのは吉ですよ。

 

 

私も新しいことを始めようと、計画を立てています。

 

 

それは1〜2年くらいを想像して。

 

 

春の陽気の後押しと、行動力を活用して行きましょう。

 

 

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今日も最後までありがとうございました。