みなさん、こんにちは。
 

 

今日は年末ということで、浄化やおふだのお話をしたいと思います。

 

 

浄化には色々な目的や種類、効果があります。

 

 

特定のものを清める、払う、守る、防ぐ、結界効果の他に、盛り塩のように予防的に大まかなものを対象にしていることもあります。

 

 

今日お話するのはその中の一部分であり、例えば生霊などの相手がはっきりしている場合は、今日の方法ではぬるいです。

 

 

それについては以前お話していますが状況によって対処が分かれるので、お寺さんなどにご相談されたほうが良いと思います。

 

 

さて浄化や結界というと何だかすごく扱いが難しいように感じるかもしれませんが、例えば「盛り塩」というとぐんと身近に感じられます。

 

 

お店や田舎の家々では玄関の脇に、盛り塩を欠かさないようにしているところが多くあります。

 

 

建物の外に置いているものは、防犯カメラや警備員さん、セコムのシールのような意味合いがあります。

 

 

「ちゃんと防犯していますよ」「見てますよ」「招かれざる客はお断り」という明らかな意思表示です。

 

 

むかし田舎の夜の居酒屋の出入り口の脇に、盛り塩をしているお店がありました。

 

 

その店は繁盛していて、店の外までお客さんの喧騒やカラオケの音が漏れていましたが、その出入り口の外にはいつも髪の長い女の霊が立っていました。

 

 

中に入りたくても入れない、お店に入店する客に乗っかって入ろうとしても弾かれてしまう、「どうして?」という様子でした。

 

 

未成仏霊なので空腹や喉の渇き、人恋しい、さびしい気持ちを満たしたい欲求でいっぱいです。

 

 

夜をさまよう浮遊霊は明るいネオンに引き寄せられがちですが、盛り塩などに阻まれて中に入ることができずに、出入り口の外に羨ましそうに佇んでいるのだという話を祖母らから聞きました。

 

 

おそらく盛り塩だけではなく、そのお店の内側には強力なおふだなどが貼られていたと思います。

 

 

建物の外に盛り塩を盛るのは田舎では当たり前の光景ですが、都会ではそういうわけにはいきません。

 

 

色眼鏡で見られたり、変人扱い、頭のおかしい人と思われることもあります。

 

 

さらに外へ向けて牙を向ける、「敵意」のニュアンスが都会では強く出てしまいがちです。

 

 

ですから都会で生きる知恵として教わったのは、盛り塩やおふだなどは人目につきにくいように工夫を施すこと。

 

 

そうすることで、不要な人間関係のトラブルや幽霊からのさらなる攻撃を防ぐことができるというものでした。

 

 

 
 

例えば、盛り塩やおふだを見て「怪しい宗教なのか」と勘繰られたり、

 

 

「気持ち悪い」「神経質」などと婚家でのトラブルに巻き込まれたり、

 

 

人格否定や信仰心までをも傷つけられることを、田舎ではよく教えられました。

 

 

それは信仰心の色の違いで起きるのですが、そういう品やデリカシーのない人はよその家庭や、他人の信仰心に土足で踏み入りがちで、その攻撃的な声の大きさ、強さ、破壊力はとても大きいので侮れません。

 

 

不要な攻撃や誤解をさせないためには、物ごとを知っている側が自分自身の信仰心を上手く隠しながら生きるのが、この世の上手な歩き方のようです。

 

 

例えば盛り塩は玄関の外ではなく、玄関の内側のスペースに置くことで外からの目や攻撃を防げます。

 

 

さらに幽霊からも盛り塩をしている家だとは気づかれにくく、実際に家の中に入ろうとしても「どういうわけか入れない」「玄関自体が見つからない」ということにできます。

 

 

ちなみに盛り塩は、ひと空間に一つで大丈夫。

 

 

扉や窓の両脇に二つ置く必要はありません。

 

 

宗教嫌いのお姑さんやお客さんから怪しまれたり、見つからないようにするために、ぱっと見は目に届きにくい物かげなどに置くのも効果的。

 

 

例えばトイレだったら、便座の裏というかタンクの下のようなスペースに置けば見つかりにくいです。

 

 

その代わりその空間は埃がたまらないように気をつけ、湿気たらすぐに交換します。

 

 

このように見えないようにすれば、宗教嫌いの人や理解してもらえなさそうな人、面倒な人に不快な思いをさせることはなく、誤解やトラブルを防げます。

 

 

「住み分け」する方法を学ぶのも、スピリチュアルを深める過程では大切なこと。

 

 

似たような信仰心同士では「そういうこともあるよね」となりますが、

 

 

信仰心の色が遠いと「自分は招かれざる客だというのか!!」と誤解を与えてしまうこともあるからです。

 

 

 

 

おふだも玄関を開けて目の前に貼ると、来客の目に留まりやすいです。

 

 

それは幽霊も同じで、「おふだがある」と分かればそれを目がけて攻撃します。

 

 

おふだには波動の量が決まっているので、消耗させてしまえば一年や半年の期限よりも早くに無効化してしまえるから。

 

 

わが家も気をつけてはいましたが、一度だけ半年の期限のお札を3ヶ月で無効化されたことがあります。

 

 

どうして分かるのかというと、朝起きて玄関の前を通るとペラっと土間に落ちていたから。

 

 

そうでなくても「何となく変だ」「空虚な感じがする」「いつもと違う」「おふだが効いていない」などの気持ちになることで気づけることもあります。

 

 

ある日急に、霊障や不調が強くなることで気づけることもあります。

 

 

ですからおふだも玄関の扉方向の、目線より上の壁に貼ります。

 

 

 

 

玄関や窓などの「動く扉自体」には貼りません。

 

 

動いた瞬間におふだの効力が消されてしまうからです。

 

 

さらに来客対策では物陰側にすることで、さらに人目につきにくくなります。

 

 

上の絵のように物かげであれば、来客を驚かせたり、不快にさせることは少ないです。

 

 

どちらが良い悪いではないので、みなさんそれぞれのお立場や状況に応じて選択されると良いと思います。

 

 

ただし、埃や湿気にはお気をつけ下さい。

 

 

これまでお話してきましたが浄化とは、特別なものを用意することではありません。

 

 

淀んだ空気、埃や水かび、しっけた布団、不潔な臭い、不健康な生活習慣や食生活は、幽霊たちの大好物。

 

 

さらに私たちの体を弱らせるために、生ぬるい風や冷たい強風、雨のじめじめ、寒さや冷えを活用して体に攻撃・侵入しようとします。

 

 

ちょっとそこまででも上着を羽織る、思いを馳せすぎない、頑張りすぎない、旬の加熱したものを食べる、換気や掃除、早寝することも、幽霊に隙を与えない「はじく力」を養う方法なのです。

 

 

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今日も最後までありがとうございました。