Ameba主催イベント、「Ameba教育Meetup」に参加してきました。



目的は、元ゴールドマン・サックスのトレーダーで金融教育家、田内学さんのセミナーです。


セミナーのタイトルは下差し

【投資だけじゃない!金融教育最前線】『きみのお金は誰のため』から学ぶ、未来の選択肢を増やすお金と社会の伝え方


こちらの著書がベースになっています。

 


ちょうど、子供たちの証券口座をどこで開こうかな〜と考えていたタイミング。



内容は想像していたマネー教育のナナメ上をいくものでしたが、子供たちに金融商品を買わせるにあたり、聞いておいてよかったです。



以下、セミナー内容の忘備録になります。



  資産運用教育を焦る必要はない


資本主義は、お金で課題を解決する社会。


タダの情報は、誰かがどこかでお金を肩代わりしている。SNSなどの情報に振り回されて、マネー教育を焦る必要はない。


誰かが儲かる意図が働いている情報に、振り回されるな、ってことですね指差し


個別銘柄の教育以前に、まず子どもたちに必要なのは、価値観の教育だ。



  自分の価値観をつくること


価値には、2通りの価値があります。


価格価値(売るときの価値)

効用価値(使うときの価値)


お金は1番大切、ではない。お金をかけても自分にとって用がないなら、意味がない。

さらに言えば、お金がいくらあってもモノが不足していたら、手に入らない。


必要なのは、自分にとっての価値基準をつくること。


お金をいくら使うかではなく、「どれだけ幸せになるか」の方が大切。



  お金と社会の仕組み


なぜ寿司が食べれるのか?という問いに対して「働いてお金を稼いだから」と答えるのは、自分の財布のことしか見えていない。


寿司を食べるには、漁師や料理人などの人手が必要。社会で働く人に注目した経済の捉え方をしよう。


世の中が投資ばかりに集中すると、働き手がいなくなり、人そのものの価値が上がる。


これからの日本は、リクルート調べによると2040年働き手不足1100万人。


経済の制約が、金から人へと変わっていく。


うーん真顔 働き手が減るとお金を持っていてもモノがないなのでインフレが起きる。将来の不安はつきまといますね悲しい


生きる上で必要な3つの資本(人的資本、社会的資本、金融資本)のうち、金融資本頼みに偏る人が多いけれど、皆が自分のことを考えている中、利己的な利他心をもつと、目立つ。周りと差がつく。


自身の金儲けのために働く人と、みんなのために働く人とでは、協力者が増えるのはもちろん後者。


自然環境を利用して、共に働いて生活に必要なものを作り、他人のために働きながら自分も幸せになる社会。


まとめると、そんな社会の実現とともに自分自身の幸せを見つける、という価値観を身につけることがこれからの教育には必要だ、ってことでしょうか指差し



マネー教育を子供に与えようと考えると、長期投資や分散投資のメリットなど、どう安定的に儲けるか?と近視眼的になりがちなので。


幸せとは何か?社会の一員としてどう働くのか?まで目を向けて、子どもと話したいと思います。



アベマタワーからの帰り道は、Vironで今冬3本目となるシュトーレンをゲット!


12センチの小さいサイズで約4000円。



私が着てるニットより高い泣き笑い

 



家族が笑顔になるこの時期だけのお楽しみなので、全然よいのさっ。