小1&小3の塾なし家庭学習記録。夫婦で不動産や株を運用し、働く時間は最小限に。子供と一緒に日常の中での学びを楽しんでいます。
小3は現在、朝小新聞枠で日能研特待生。
このところずっと、ムスメの習い事で気がふさいでいました。
なぜこんなに、ダンスの習い事が憂鬱かというと、
●お稽古で飛び交う褒め言葉が「カワイイ」ばかりで、容姿偏重価値観への相容れなさ
●みんなが喜んで着る(着せている)K-POPファッションに親子そろって興味がない
●子供の衣装や髪型などに親のK-POPセンスが求められる
●発表会でのK-POPコスチューム達成度を先生に採点される(指定服にしてくれ)
●周りの親のK-POP再現熱量についていけない
●熱量の低さがバレており、先生に好かれていなそう(親子ともども)
●周りのK-POP女子から浮いており、ボッチのムスメを目の当たりにするいたたまれなさ
…こうして文字にしてみると、ムスメ自身は全く気にしていないことばかりで、親である私の気鬱が大きいです。
しかも、わが子を教室が求める『キラキラ女子のカワイイ見た目』に仕立てあげられていない、と思い込む私自身のプレッシャーに起因している悩みがほとんど。
親の関与が必須はいえ、ダンスの習い事を選んだのは、子供本人。そして今もなお、ムスメはダンスを続けたがっている。
鬱々とばかりしていないで、ムスメが好きなダンスという習い事に対してもっと別の関わり方ができないか?と思考転換することにしました。
そもそも、私はダンスのことをよく知りません。
私が習わせたかった訳じゃないしね!
まずは敵を知るところから始めよう
ダンスを知る教材として選んだ(たまたまサブスク配信で見つけた)のがこちら
「ワンダンス」
吃音症に悩む男子高校生が、ダンスを始めるストーリーです。
ムスメと一緒に、アニメで6話まで観て、「ダンスってこういうものなのか」と少し理解が進みました。
ダンスとは、体を使った音の表現
あったりまえじゃん!と思われるでしょうが、私は知りませんでした…
ダンスって、「音をよく聴く」ことが大切なんですね。
よく聴いて、音を拾って、自分の身体を使って音楽を表現する。
絵を描くことや、文章を書くことと一緒じゃないか。
よく観察して、自分の中で消化して、筆を使いテクニックを駆使して、自分の言葉で表現する。
吃音の主人公が、「ダンスは言葉が要らない表現方法だ」って気づくシーンがあります。
音楽をよく聴いて、フィーリングを表現することは、対象をよく観察して自分の言葉で表現するのと同じことだな、と考えると、苦手意識を持っていたダンスにも少し好感が持てました。
『舞台に立ったらダンサー』という覚悟を決める
細かいニュアンスは異なりますが、こちらも作中に出てくるセリフ。
「ダンス教室の先生と言ってること同じやん」となって、はたと気づきました。
先生が「その服カワイイ!笑顔カワイイ!髪型カワイイよ〜!」と生徒に向かって容姿を褒める言葉を連発していたのは、
「私はアイドル!(=ダンサー) 」と子供たちに自己暗示をかけるためだったのか?!
観衆の視線を浴びて、常に見られている「ダンサー」になりきるために、衣装やメイクは必要な演出アイテムなんでしょうね。
先生!
私、これからは、K-POPアイドルとか好みじゃないし…なんてブツブツ陰口たたくのをやめます!
どんな衣装なら、ムスメがダンサーになり切れるのか? ムスメの個性が引き立てられるのか?
もっと自由に、ムスメとダンスコスチュームを楽しみます!
ちなみにムスメに聞いたら、着たいのは
インド民族衣装風のコスチュームだそうです。
それでヒップホップは違うだろ…
また先生にダメ出しくらうな…

「ワンダンス」
シンプルに面白いマンガです。原作者はダンス経験者で、今年アニメ化もされています。
ムスメと一緒に、「先生が言ってた動きはこのやるといいのかー」と確認しながら観ています。
習い事選びの参考に。
「強みを生み出す育て方」
気質診断、ムスメもムスコも当たってました。