うちの小1男子は、小3姉に比べて読書量が少ないです。
学童でも家でも、暇さえあれば読んでいるのはマンガばかり。
理科ダマン何回読むんだ。しかも解説は読み飛ばし…なんらか知識インプットされてると信じたい
![つかめ!理科ダマン 9 「動物のふしぎ」を探れ!編 [ シン・テフン ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/3194/9784838733194_1_136.jpg)
マンガも悪くはないけれど、もっと本を読んでほしい。処理速度のアップ、読解力、抽象的思考力など、読書によって得る恩恵は大きいから!
特に、読めば読むだけ、読むスピードは速くなるので、やたらと長文が多い昨今の試験には有利です。
考えずとも絵で理解できるマンガと違って、文章から状況を想像しなければならないのも本の特徴です。
個人的にはそれが本というコンテンツの最大の醍醐味ですが、読書しない人にとってはこの工程が苦痛らしい。
頭を使わずしてラクに情報収集できるコンテンツはたくさんあるけれど、頭を使うところに読書の面白さがあるのよー!と本好きとしては声を大にして言いたい。
話を戻して、うちの小1男子。
図書館に誘ったら断られたので、「ならママだけでいってくるわ」と1人で図書館に行きました。
お留守番怖いからって、以前ならついてきたのにな。図書館に連れてきさえすれば、少しは本に触れさせられるのに。って残念に思いつつ。
自分の本だけ借りて、家に戻ったらムスコが
「オレの本は?」っていうじゃないですか。
「頼まれてないから借りてきてないよ。読みたい本あったの?」
「んー、ないけど。オレにオススメあるかなと思って」
これはなんだろ、お土産的な期待感なのかな?
親が勧める本は嫌がられると思い込んでたけど、そういう方法もありなのか。
それで次回、図書館に行ったときに、ムスコが読みそうな本をチョイスして、借りてきました。
片付けたテーブルの上に、本だけだして、わざとムスコの目につくようにして。
外から帰ってきたムスコが「何この本?」といって手を伸ばします。よし、掛かった!
「この本、ムスコ君に面白そうな本だから借りてきたのよ」
あ、これ私読んだことある!って横からお姉ちゃんが本を奪おうとしますが、すかさず制止。
「あ、これはムスコ君のために借りた本だから!ムスメちゃんのために借りた本はこれよー」
こんなんでいいんかな?と内心思いましたが、なんと2人とも、その場で私のオススメ本を読み始めました
あなただけよの特別感効果!?
読書習慣をつけるには、活字を追うのが大変という段階を突破して、読むスピードを上げるステップが必要。
速く読めるようになれば、純粋に書いてある内容に集中できて、楽しめるようになるから。
そのためには、とにもかくにも、子供のうちに文章に慣れること! 大人になると読書量は減る一方だからね。子供のうちに、たくさんの本と出会ってほしいです。
小1男子にオススメした「トイレの神さま」
大人の世界、現実の世界に対して、漠然と「不安」を感じとっている繊細な子供に特にオススメです。
子供にはどうすることも出来ない現実を前に、理想論で解決させず、しかしそれでも希望はあることを伝えてくれる、人間愛に満ちた作品です。

小3ムスメには「窓ぎわのトットちゃん」の絵本版。トットちゃんの奔放さはムスメに相通じるところがあるので、読んだら面白さは伝わるとおもうけど、小3がジャケで選ぶには、いわさきちひろは渋すぎるので…
オススメされなきゃ読まないでしょう。
いきなり本編はハードルが高いので、まずは絵本版で様子をみました。
思惑どおり、「絵本すぐ終わっちゃう!続きは?」リクエストされたので、次は文庫を借てきます。

小1男子に活字慣れしてもらいたくて、取り入れたドリル。ドリルで文章読ませよう作戦!