いつとは言いませんが、誕生日だった私。
ダンナが、子供と一緒にハンバーグを作ってくれました。
子供たちからは、お手紙と工作のプレゼント。
お招きしていた1人暮らしの義母から、手作りのおこわもいただいて。さらに、クッキーとシャンパンまでプレゼントしていただいて、感謝
今なにか、欲しいものがない?と子供やダンナから、何日も前から用意してもらっていて、本当に感謝です。
まじで私、欲しいものない。酒は自分で買うし、あえて言うなら欲しいのは図書館で読み耽る時間よ。でも、こんなに色々考えてくれてありがとう


私の実母は、義両親ふくめ、親を大切にする人でした。
なかなかキツイ姑で、母は共働きで大変だったろうに、時あるごとにプレゼント渡したり食事に誘ったりと、礼を尽くしていました。
色々あって、両親は離婚することになったのですが、あれだけ母に塩対応だった祖母が、離婚した後、あんなに出来た良い嫁はいない、と会う度に嘆いていました。オイオイ、それ最初から言ってやれよ〜
月日は流れ、嫁いだ私も、やはり義両親に気を使っています。年1で旅行に誘ったり、夕食に呼んだり。
義母さんもキッツい人です 縁切りしてやろうかと思うほど酷いこと言われたりもしたけど。でもやっぱり時間が経つと、年寄りだけでどうしてるかなあ、と気になって声をかけてしまう…
最近、うちの母に、亡くなった祖母について聞いてみました。
「出産祝いのとき、お金顔に叩きつけられたの忘れてないわよ。おめでとうの代わりに、私は面倒みないからね!って言われたんだから」
ひー。キツイ婆ちゃんだったけど、そこまで酷かったとは。
「でも離婚して疎遠になって、亡くなる前に会えなかったこと今でも後悔している。お婆ちゃんは、私に会いたがってたでしょ?」
確かに、祖母は認知症になってなお、母に感謝し、母のことを気にかけていました。
「根っからの悪人はいないからね。年をとると人は寂しくなるのよ。お年寄りには優しくしてあげなさい」
↑言葉と態度でずっと母からそれを示されてきたので、私も姉弟も義両親&実両親に優しくするのは当たり前に染み付いています。
そして私の子供たちも、家族の記念日を忘れたことはありません。お願いしてもないのに、手紙を書いたり手作りのプレゼントを用意したりと、毎回忙しくしています。
母の日に子供から何か貰ったことなんかない、と嘆いているママ友がいますが、今年バタバタと母の日にギフトを用意している私をみて、彼女は「えっ贈るの?実母にも義母にも何も渡してないよ!遠いし」と驚かれたので、まあ、そういうことなんでしょう。
どちらが良いとか悪いとかではなく、子供は親の背中を見て育つというのは、けっこう、的を得ているかもしれない。私自身と、子供たちをみていてそう感じます。