わが家は公文や塾など、お勉強の習い事は一度も利用したことがありません。
理由は明確。家でできるから。塾に行かせるより親塾で家でやる方が、コスパがよいからです。
チャレンジ等の通信教育も検討しましたが、今のところコストと時間に対するインプット効率に疑問を感じて導入していません。
家庭学習で使っている教材は、七田式小学生プリントと、ネットからダウンロードできる無料プリントが中心。
かなり安上がりです。
わが家のように、親に比較的時間の余裕がある&節約したい家庭にはメリットだらけの親塾ですが、注意点もあります。
それは、家庭学習による親子バトルの勃発です。

●親子がゆえの甘えからくる態度の悪さにイライラし。
●出来ないくせに、口出しするなと我流を改めない態度にウンザリし。
●何度言っても直らないケアレスミスに感情が昂ぶり。
知り合いのママさんは、勉強を教えようとすると親子喧嘩になるのがストレスで、家庭内の平和を保つために外注していると話してました
私も、以前は子供にきつく当たったり、家庭学習の時間が殺伐とした雰囲気になることがあったのですが。
本を読み、外部生向けの塾の公開授業で先生たちの指導から学んで、意識するようになった2つのポイントがあります。
それだけでだいぶ、親子バトルが回避できるようになりました
家庭学習の心構えその① 親塾で塾代を浮かせているんだから、わが子はお客様だと思え
家庭学習タイムになると、自分の子という気持ちを切り替え、お金をもらってお預かりしている他所の子を教えているんだという気持ちに切り替えてます。
よその子相手には、怒れないんですよ。そして、諦めもつく。他人の子相手の仕事だと割り切ることで、いかにおだてて、楽しく勉強してもらえるかってことに気持ちが切り替わります。
家庭学習の心構えその② 子供自身へのダメ出しはしない。自己肯定感を高める叱り方を。
これは家庭学習に限らずですが、叱らなきゃいけない場面ってあります。約束を守らないとか、間違えたやり方を改めようとしない時とか。
子供を叱るとき、言ってはいけないのが「だからママ言ったじゃない!話を聞いてないから同じ間違えするのよ!」等、子供の行動を頭ごなしに否定すること。
頭ごなしに否定しても、子供は反省しません。
説教回避モードバリアーが張られて、子供の心のトビラが閉じるだけ
ある人の話を聞いていて腹落ちしたのが、叱るときはポテンシャルを認めた上で叱るという方法です。
「この問題、前と同じように間違えたね。あなたは呑み込みが早くて理解力があるのに、どうして同じ過ちをするのよ。あなたならすぐ改善できるはずなのに!」
お前は本当はできるヤツなんだ!ってポテンシャルを認めつつ叱ると、本人の自尊心が傷つけられないので、聞く耳はもってくれます。
↓こちらですね。どれも具体的に実践できるアドバイスばかりで有益な本でした
こちらは有名ですね。もう一度読み返そう。
まとめると、、、
①親塾では子供はよそのお客様と思え。
②叱る時は期待値を伝える。
以上、親子関係を悪化させないための、わが家の家庭学習の心構えです。たったそれだけですが、わが家の家庭学習はとてもスムーズに進むようになりました
今後も家庭学習の方法について、知識をアップデートしつつ発信していくので、よろしくお願いします