やかましいわ!


と相方に言うシーンが多い。


そしてその言葉を発してからまもなく、ふと考えさせられる。



その繰り返しだ。






先日二人で歩いていた際も、


大西「桜散ってきたなー。」


加瀬部「散ってるんじゃないよ。次また咲く為の準備をしてるんだよ。」


大西「やかましいわ!」




そして考えさせられる。







加瀬部「ねえ大西ちゃん。ふと思ったんだけどさ、クレヨンって好きな色から無くなるよね。」


大西「やかましいわ!」




また考えさせられる。






加瀬部「ねえ大西ちゃん。今出会った人も誰かとの別れを経験してきたひとなんだよね。」


大西「やかましいわ!」




さらに考えさせられる。






加瀬部「ねえ大西ちゃん。」


もうこの時点で『やかましいわ!』といつでも言う準備は出来ている。


加瀬部「特別な内容のメールって大したことない人にも送れるけど、たいしたことのない内容のメールって特別なひとにしか送れないよね。」


大西「やかましいわ!」


もうこれに関しては、『やかましいわ!』と言いながら考えさせられている。





妙に素敵だ。


一体なんだこの無限ループは。


どの道を通っても必ずここに行き着く。


デジャヴなんてもんじゃない。


悪夢だ。






そして先日、夜にLINEが。


加瀬部「今TSUTAYAに大好きな『ホリデイ』を借りにきたんだけど、誰かに借りられてた。」




なんだこのLINEは。


するとこちらの返信を待たずして、またLINEが。


加瀬部「けど自分が好きなものを今他の誰かが観てるって思うと、心地良いよね。」




ホンモノだ。




どの角度からでもシュートを打ってきやがる。


もうごめんだ。


とりあえずシカトして寝ることに。









だめだ。


なかなか寝付けない。


TSUTAYAで『ホリデイ』の空のケースを手に取りながら、名前も知らない加瀬部より先に借りたその人を想いながら微笑んでる相方の姿が目に浮かぶ。


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コレはいかん。


一回ツイッターでも開いて気分転換だ。


ん?

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海行ったんかい


思わず起き上がって突っ込んでる自分がいた。


部屋の窓を開け、空を見上げる。


いつもより月の光が眩しく見えた。