我が事務所には【侍ケイダッシュ】なる草野球チームが存在する。
僕が球場を取り、相手チームを探し、毎月2.3試合行っているのだが、先日不測の事態に見舞われることに。
試合前日になり、こちらのチームの人数が足りていないことが発覚。
皆、用事や仕事があり来れなくなってしまい、9人に満たない。
このままでは相手のワタナベチームに申し訳が立たない。
そこでいつも助っ人として来てもらう、ウチの事務所の芸人ではない人にも声をかけてみる。
がしかし、やはり集まらず。
当然だ。
前日にいきなり誘って来てくれるはずがない。
明日9時のプレイボールを控え、4人足りていないという最悪の事態に。
もう時刻は深夜の2時をまわっていた。
こうなったらヤケクソだ。
なりふり構わず片っ端から声をかけてみる。
すると一人の男から返信が。
『カカロニ』栗谷さんだ。
事務所も違えば、野球経験も無い。
にも関わらず二つ返事で来ることに。
なぜだ。
いや、そんなことはどうでも良い!
なんと頼もしい男なんだ!!!
するとこの栗谷さんからの返信を境に立て続けに、
『マイペース』田口も夜勤明けで来てくれることになり、
彼に至ってはワタナベ所属の芸人であるにも関わらず、何故かワタナベではなくケイダッシュチームとして参戦してくれることに。
粘った甲斐があった!
しかしあと一人足りない。
この状態で朝を迎える。
もう無理か。
8人で戦おう。
諦めかけた、その時!
『小笠原ミニ大』だ。
試合開始まで2時間を切っているというのに!
なんというフットワークの軽さ!
遂に揃った。
みんなありがとう!
そして救世主である彼らは球場に現れた。
手ぶらでやってきた『ダークホース栗谷』
ライブ前にやってきた『ゴルファー藤田』
夜勤明けでやってきた『フェスにいそうな田口』
天気が良いからやってきた『小笠原ミニ大』
そして無事試合は行われた。
結果は負けてしまったが、『勝ち』以上に大切なものを手に入れた。
『仲間』だ。
ピンチの時に助けてくれる、かけがえのない『仲間』
彼らは2時間の野球を終えると、各々の帰路についた。
忙しいなか、来てくれたみんな。
ありがとう。
心の底から礼を言う。
そしてそれから2日が経った。
ふと栗谷さんのツイッターを覗いてみると、
これからはまず栗谷さんを誘うことにしよう。
【出演情報】
5月
30日 YBSラジオ『キックス』13:00〜16:30
6月
3日 首領猿14時半〜 新宿バッシュ
6日 ケイダッシュシルバー 19時〜 新宿ハイジアV-1
10日 コント式 16時20分〜 新宿ハイジアV-1
16日 疾風迅雷舞 14時半〜 新宿バッシュ
17日 コント合宿 season3 20時半〜 池袋GEKIBA
🆕23日 モンローズ、コントいっぱいやるの巻 13時〜 チャラデ阿佐ヶ谷
🆕30日 若武者19時〜 新宿バティオス