ブラスバンド部 | 相談役

相談役

ブログの説明を入力します。

僕の中学校では、吹奏楽部では無くブラスバンド部と称していた。

後年知ったが、明確には吹奏楽とブラスバンドでは違う。

その違いは、またの機会に書こう。

入部した時、それまでの器楽部が廃部に成り、新しく赴任して来た顧問の先生により、ブラスバンド部が結成された。

尤も、部員は器楽部の時と変わらない。

楽器編成は、新入部員を入れて、

トランペット3名、

トロンボーン2名、

中バス(E♭)1名、

小バス(B♭)1名、

バリトン1名、

クラリネット4名、

フルート1名、

ピッコロ1名、

小太鼓1名、

大太鼓1名で、シンバルは、主に大太鼓の者が兼任していたが、他の物がやる時も有った。

三年生が5人、二年生が2人。

殆んどが新入部員の一年生で、一年生に楽器の経験者はいない。

入部して暫くすると、スーザーフォン(B♭)、ユーフォニアム、メロフォン(E♭)が入り、中バスの者はスーザーフォンに、小バスの者は中バスに、バリトンの者はメロフォンに変わった。

小バスやバリトンは、菅がベコベコに凹んでいて、お蔵入りと成った。

僕の担当するユーフォだが、その当時はユーフォの楽譜は無く、曲によって小バス、又はバリトンの楽譜を、顧問の先生から渡された。

初めてユーフォの楽譜の有る曲をやる事に成り、ユーフォの楽譜を渡された時、何かおかしい、違和感が有った。

金管楽器だけで、練習をした時、僕の発する音が合わないのだ。

先生が不審に思ったのか、他の楽器の楽譜と見比べていた。

殆どの管楽器は移調楽器である。

トロンボーンも移調楽器(B♭)だが、楽譜は実音表記される。

ユーフォもB♭だが、楽譜は実音表記されているのだ。

僕は勿論、顧問の先生も、初めてユーフォの楽譜を見るので、その事に気付かなかったようだ。

僕は、トロンボーンの経験も少し有ったので、実音表記にも対応出来た。

今でも、ヘ音記号で実音表記されているのかどうかは知らない。