はみ出し者 Ⅶ | 相談役

相談役

ブログの説明を入力します。

時代はずっと進み、昭和十年代から団塊の世代迄の人達に焦点を合わせてみる。
例えば、今の六代目山口組のプラチナと呼ばれる 直参の親分連中を見ると、年齢にして、若い親分で四十代の親分も居るが、六十代の親分が一番多いのでは無いだろうか。
頭が良いとか悪いは別にして、やはり時代のはみ出し者で有り、何故はみ出したかと云えば、大阪でいえば外国籍(韓国、朝鮮)故の差別を受けたり、部落民故の差別を受け、不良や愚連隊に身を投じ、そしてヤクザに成った者が多いと思う。
市内で云えば、西成はドヤ街の愛隣地区が有り、浮浪者や流れ者の巣で有り、犯罪の温床である。
生野区は、在日韓国、朝鮮人が多く、やはり差別を受けるので、ヤクザの温床である。
彼らは、世間からはみ出したくてはみ出したのでは無く、貧困であったり、外国人であったりして、一般の世間から白い目を向けられ、病理集団と成った。
我々の年代では、IBの会が有り、金持ちの息子もいれば貧困家庭の息子も居たし、結構雑多で有った。
東京の学生グレ と呼ばれた連中が、大学を卒業すると一般社会に同化し、普通の市民に成ったように、IBの連中も、親の脛をかじれなく成ると、就職したりして普通の市民に成る者が多かった。
安藤組の安藤昇は、頬にキズを負った事から、ヤクザで生きようと決めたそうだが、IBの時に少年院に行ったり、個人的にヤクザの恩恵を受けて居た者は、一般社会からはみ出して行った。
喧嘩をするにも、盗みをするにも、全てが遊びの延長で有り、犯罪を犯したという気が無いが、警察に捕まったりして罪の意識に目覚めるので有る。
それでも立ち直る為、頑張った者も沢山居るが、一般社会に受け入れられる事無く、ヤクザに成った者も沢山居るので有る。