楽しくない話です



♢♧♤♢



仕事先で

私はアルバイトとしての意識を持つ

自覚をする



今日は、ボーナスの日だったらしく


年の近い職員さんから

わーい!ボーナスの日だ!と

話しかけられました…が、


私には一切関係のない話


良かったですね、と返すので精一杯


前の職場で

ボーナスなど無いようなものでした


給料×3ヶ月分

という契約だったけど二桁も貰えず

契約書など無意味でした


だから

ボーナスに期待することは

一度もありませんでした


加えてパートさんの時給は上げられ

社員の残業代は削られていました


給与明細を見て

毎月同じ分だけ残業をしているのに

給料が減っていることに気づき

過去の明細書と見比べて

分かったことでした


勿論、社長からも経理からも

何の報告もありませんでした


パワハラもされて残業代も削られて

家に帰れば理不尽に怒鳴られて…

そんな想い出しかない生活



私は

ボーナスを貰えることの喜びを知りません

だから共感出来ませんでした


むしろ過去を思い出してしまいます



そのことを思い出さないように

明るく振る舞っていた今日。



夕方、仕事内容の話をしていたとき、

気が強い社員さんに

そんなこと当たり前でしょ

と言われました


その社員さんは

ただ言い方がキツイというだけで

優しく面白い方なのですが


それを言われた後、

胃がギューッと締まるような感覚になり

数分後、猛烈な吐き気に襲われました


社員さんの言っていることは

きっと正しい

この仕事をしていれば

当たり前な話だったのだと思います


気が強い人の言葉は

当人にとってみれば普通の発言で

誰も責めるつもりもなく悪気もなく

ただの会話程度にしか感じないと思います


私も、そう思います


そう思っていたのに

胃から喉を伝って込み上げてくる汚物に

我慢が出来なくなり


トイレに駆け込みました



人から強く言われることが

そんな些細な小さいことが


こんなにも駄目なのか、と

悲しくなりました


泣きそうになりました

悔しくなりました




私はアルバイトとして勤務している

そうやって割り切って行動していたはずなのに

どこかで油断していたようです


周りの人が優しくしてくれているのは

私の父親が同じ会社に勤めているから

役職に就いた人だったから


きっと皆さん、

根も本当に優しい人達だと思います

だけど私には肩書きがある


勘違いしちゃいけなかった、と

自覚が足りていなかった、と

身に染みて感じる1日でした



おわり