兼六園茶屋 見城亭

金沢市兼六町1-19

076-263-7141

9:00〜(お問い合わせ下さい)

1階はカフェ、2階はレストラン

無休







先日こちらで開催された、文化庁が主催する【日本を旅するダイニング in 北陸】に参加させていただきましたビックリマーク


『日本を旅するダイニング』とは、日本最大の若手料理人のコンテスト「RED U-35」でタイトルを獲得した料理人の集まり『CLUB RED』と、日本の伝統工芸や日本の美を次世代に伝え、未来の創生を目指す『日本博』がコラボしたイベントです飛び出すハート


2回目となるのですが、去年の東北はコロナで中止となり、今回初開催みたいなもので、、、

今後も日本各地で開催を予定されているイベントです音譜

次も場所は決まっているみたいですよビックリマーク

九州の方だったようなぁ、、、


タイミングが合えば次も行きたいなぁ〜と思っていますラブラブ







北陸では奥能登に伝わる神事『あえのこと』がテーマとなっていて、半年以上も前からシェフたちは北陸を周り、地域の特産品や郷土料理、食文化、工芸品などを勉強したそうですビックリマーク


奥能登に伝わる『あえのこと』ですが、、、奥能登出身の私は一度も見た事がないのです、、、あせる

輪島市や能登町の一部では今も受け継がれているようです。


あえのことは、田んぼの神さまを家に迎え入れて、近郊で獲れた海の幸や山の幸を使った食事でおもてなしをして、一年の労を労うものですお弁当愛






アミューズを振る舞う、『Les Tonnelles Budoonoki』の砂山シェフ(右)と、『浜多屋 魚津駅前店』の浜多シェフ。






砂山シェフの『かぶら寿司』は石川県の郷土料理をアレンジしたもので、中にはフォアグラが!!

フレンチシェフならではの一品ですおねがい


左の器は浜多シェフが作った『甘酒』で、富山県の石黒麹の麹をコシヒカリと合わせて6時間発酵させたもの。

お米の味わいや甘味がめちゃくちゃ凄い甘酒で、今まで飲んでた甘酒と全然旨味が違いましたびっくりアップ ホント、美味しかったなぁ〜ドキドキ






・富山ガラス


お店の1階にはイベントで使用される伝統工芸が並べられていました。

販売されていなかったのが残念あせる






食前酒は、金沢のワイナリー『vin de la bocchi farm&winery』のシードルシャンパン


おっドキドキ 友達家族のワイナリーのやんビックリマーク

嬉しいなぁ〜飛び出すハート






シードルの余韻に浸っていたら、イベントの説明が始まり、輪島塗の塗師である赤木氏のトークショーがビックリマーク


輪島塗の事、あえのことの事、自身の食へのこだわりや赤木氏の自宅の一角に某シェフがお店をオープンすること。輪島に超有名レストランのオーベルジュが誕生することなど、盛りだくさんの話をしてくださいましたおねがい






こちらが赤木氏の作品で、今回のイベントにも使われていますビックリマーク







トークショーが終わったら2階に移り、いよいよメインイベントのスタートですビックリマーク


今回の会場となった【兼六園茶屋 見城亭】は、創業大正2年の老舗店で、令和元年に建築家の隈研吾氏のデザインによりリノベーションされました!!


1階は甘味処のカフェで、2階は食事処のレストランになっていますよウインク

石川門を眺めながら、のんびりとした美味しい時間を味わうのにおススメですラブラブ






ではでは、シェフ4人による八寸スタートですビックリマーク






お箸は金沢箔をあしらった輪島塗割り箸

『大崎漆器店』のもので、こちらはイベント後にプレゼントしてくださいましたよラブ






八寸は右上の丸い小鉢から左回りに、

七尾の『一本杉 川嶋』川嶋シェフによる「サザエの麹漬け岩のり佃煮和え」夏に仕込んだサザエの麹漬けに、冬の荒波の中で手作業で採った岩のりを和えたものは、磯の香りがふわっと口に広がって、サザエの歯触りも旨味も最高ドキドキ

「焼わた塩辛」は、焼いたイカのわたを焦がしたいしるを加えた川嶋シェフオリジナルで、イカわたがコクて美味しいービックリマーク

どっちもお酒が進む〜ラブ


次は砂山シェフの「馬鈴薯のシューサレ〜フグの子クリーム」シュー生地に馬鈴薯を練り込んで焼いたものに、フグの子の糠漬けのクリームが。

表面にはヘーゼルナッツがトッピングされていて、いいアクセントに音譜

「菊芋のクロケット」は、菊芋をピューレ状にして、鰤と鰆の内臓を合わせて、周りに乾燥させた菊芋の皮をあしらって揚げたもの。

普通だったら廃棄してしまいそうな、魚の内臓や野菜の皮もちゃんと活用されているって、素晴らしい〜合格


真ん中の2品は、浜多シェフ「干し幻魚なます」は、富山の深海魚で幻の魚と言われる“ゲンゲ”をいしるに着けて干したものを、大根に包み、富山産のエディブルフラワーを彩りにしたもの。

まぁ、なんと仕事が細かいビックリマーク

ゼラチンで覆われたゲンゲを干すって、凄いアイデアですよね〜びっくり 一緒に巻かれた人参やセロリのピクルスの酸味や大根の食感も良かったです。

「平家豆腐の最中」は、平家豆腐のペーストに土佐酢のジュレを入れて最中につめ、赤かぶの漬物や切干大根がトッピングされています。

日本料理のシェフって聞いてたけど、イタリアン⁈フレンチ⁈的な、見た目も華やかな2品でしたドキドキ


右側の2品は七尾の『villa della Pace』の平田シェフ!平田シェフの定番料理となった「アオリイカの背脂おぼろ昆布巻き』は、相変わらずの美味しさドキドキ 初めて食べた時は衝撃的でしたビックリマーク

「鴨の治部煮、タルトレット」は金沢の郷土料理である治部煮を平田流に。

北陸の食材にイタリアンのエッセンスを加えた、食文化の融合ですおねがい


1品1品よく考えられていて、どれも美味しかったけど、完全に食べる順番を間違えました笑い泣き








このイベントでサービス担当してたのは、ソムリエの塩士さんおねがい


今は、平田シェフのお店でワインのセレクトやサービスを担当していますよビックリマーク







八寸でペアリングされたのは、大好きな福井県の日本酒・黒龍酒造の新ブランド日本酒

ESHIKOTO AWA2018  シャンパーニュと同じ製法で造られているという、日本酒のスパークリングですラブ


喉ごし良くて、グイグイいけちゃうのよね〜ドキドキ





ではでは、次に続きます爆笑