ずっと綴りたかった想い…
昨年の3月31日に肺炎で入院した父、コロナ禍だけど4回会うことが出来ました。
何度も何度も何度も峠を乗り越え、生への力が強かった父。
母の事が心配で、最後まで帰りたいと願っていたはず。
けれど、母とも二度会う事が出来た。
手を握り言葉を交わせる事の大切さを、尊さを、とてつもない愛を…、昨年は何度噛み締めたかわからない。
愛って凄いなって純粋に震えた。
先月、脳出血を起こし2日後に容体が急変したとの事で看護師さんから直ぐに来て下さいって電話を貰った時は、ただ狼狽えた。
一度呼吸は止まったのに、夜遅く駆けつけた私の顔を見て涙を滲ませて手を強く握ってくれた。痛い程に。
翌日、もう一度面会する事が出来て、事実上の最期のお別れをしました。
麻痺で言葉を交わす事は出来なかったけれど、母としっかり心の会話をしました。
後日、奇跡の様だけど入院していた病院に戻り看護師さんと身振り手振りで意思疎通をしていたそうです。
本当に凄いなって、強いなって思いました。
片肺だけで呼吸をして来た父は、その肺も炎症を起こし今日、人生を卒業しました。
肺を患う事の苦しみを嫌という程思い知りました。
当たり前に呼吸が出来るから私達は生きているんだよね。
この11ヶ月近く、窒息のリスクの恐怖から解放される事は無かった。
まだ実感が湧かないけれど、胸の奥がとても苦しい…。
苦しさから解放された父は、きっと母に寄り添ってるんだろうな。
歩ける様になりたいからリハビリをしたいってずっと看護師さんに言ってたそうです。
どうして?の問いに、母の元へ飛んで行きたいって…。
最高かよ。
親愛なる父よ
貴方は本当に最高な父でした。
生き様がカッコ良すぎました。
貴方は私の最愛です。
やばー号泣。