『‥いない?リミさん‥』
残念ながら見たことのない店員さんに窓際のテーブル席に案内されました。
とりあえずお腹はあまり空いてなかったので、何か温かいものを頼もうと
『こ‥コーヒーだけって頼めますか?』
と聞いた時、見に覚えのある背丈と雰囲気のある私服の女性が窓の外を通り過ぎるのを発見しました。
リミさんです‥

そうと分かった自分は慌てて
『あっ!やっぱ入りません!‥すいません!帰ります!』
と、テンパりながらお店を出てリミさんの後ろ姿を追いかけました

今考えると
すんごいキモいストーカー行為
なんですけどね

その時の自分は必死だったんです

自分は、国道沿いを傘をさして歩いてるリミさんの近くまで行くと
『あの!あのすいません!!‥ちょっと!!』
呼び止めると、ビックリした感じで振り返って自分に軽く会釈してくれました

『すいません‥こんな時間に‥
あ‥あの‥話したい事があるんですけど‥あの‥ちょっと付き合ってもらってもいいですか‥』
リミさんは少し顔をうつむけてしばらくの沈黙した後
『‥はい。少しだけならいいですよ‥。』
こうして自分とリミさんはぎこちない会話をしながら、少し歩いた先にあるファミレスに行きました。
初めはヒロミとの別れた事について、話をしてたんですが‥
気が付けば‥
自分の生い立ち‥
好きなこと‥
尊敬する人‥
自分自身の知ってるダメな所‥
子供の頃の夢‥
お互いの似てるタレント‥
好きなお笑い芸人‥
好きなナス料理‥
今までに体験した恥ずかしい話‥
低血圧か、そうじゃないか‥
オススメのマンガ‥
次の選挙戦について‥
アンパンマンの今後の展開‥
などなど‥真面目な話からどうでもいい話まで話し込みました

やっぱり自分‥リミさんが大好きです


そう確信できたのは嬉しいことなんですが、でもまだまだ
リミさんに告るほどの勇気もないし、そんな空気ではありませんでした

そしてそれからまさか‥
まさか‥
この後、あんなおいしい展開が待っているとは(*´Д`)=з
【完】
冬のぬくもり【純愛編】へ‥