6月19日(水)

「2004年のプロ野球 球界再編20年目の真実」山室寛之

(新潮社)2024.5.15

タイトルが、24-89と野球に因んだものになったのは、全くの偶然です。楽天とソフトバンクが野球界に参入し、ライブドアは、拒絶されました、という象徴的な時代です。楽天とソフトバンクも現在信じられないぐらい大赤字を計上していますが、どちらのトップもまだまだ強気の姿勢を堅持しています。この20年間の時代の動きは凄まじいものです。私は、この間に野球への興味が全くなくなりました。そもそも、幼少期はスポーツと言えば、野球と相撲しかなかったのです。長嶋茂雄ファンであって、それで野球好きであったわけで、長嶋が監督であれ、グラウンドの姿がない時、野球への関心は薄れていったのでした。そして、自分でも意外なことに相撲中継の愛好家になっているのでした。