8月4日(金)

「虐殺のスイッチ 一人すら殺せない人が、なぜ多くの人を殺せるのか?

森達也(筑摩書房)2023.7.10

ミサイルとかの空爆武器は、発射してもあまり精神は痛まないでしょう。結果も見えないし、ただ、発射ボタンを押すだけだから。直接の殺害行為はしなくてもよいから。ますます、ひとりは殺せなくても多くの人は殺せるだろう。それが、現代の戦争というものだ。日本人は、組織に入りたい傾向があるのか。個の力が弱いのか。「連帯を求めて孤立を恐れず」谷川雁を思い起こしてしまった。どちらにせよ、日本帝国軍隊にいたら、否が応でも殺人者になったでしょうね。