6月11日(土)

「属国の銃弾」永瀬隼介(文藝春秋)2022.5.10

モデルは、誰でもがわかる。それを踏まえて一篇の物語にしたのは、剛腕といってもよいか。来栖の真意がいまいちわからないが、戦後史を舞台にしたなかなかの作品にまとめたと言えるでしょう。力作である。書下ろしということは、結構、作者も力がはいっていたのでしょうね。いまだ属国なんですよね。