12月21日(火)

「蚕の王」安東能明(中央公論新社)2021.11.25

蚕の王というのが、どういう意味か分かりません。何か意味があるのだろうが、本書の中でも明らかになっていないと思う。読み落としかも知れませんが。一番印象に残ったのは、清瀬一郎という人物、名前は知っていたが、こういう人だったとは。それと、赤松(仮名)刑事みたいなのが存在したこと。呆れ返るが、今もこういう状況はあるのかな。恐ろしいことではあるが。法廷でのやり取りは、なかなかに読ませる。追い詰められていく赤松。切り捨てる上層部。ここいらは、今も昔もおなじのようですね。