読滋記21-19612月10日(金) 「ものがたりの賊」真藤順丈(文藝春秋)2021.11.10 奇想天外、摩訶不思議という触れ込みでありますが、それよりも作者の造詣の深さに感じ入りました。山田風太郎の作品の方が、私には馴染みやすかったのです。あまりにも博学というか、それの沿った形だと、奇想天外にならず、オリジナルな発想が弱くなるのじゃないですか、と、言いたくなります。だからと言って、けなしてばかりじゃないですよ。どういう結末になるか、興味津々に読み進めたのですから。