12月24日(水)
「1964年のジャイアント馬場」柳澤健(双葉社)2014.11.23
馬場と猪木のどちらが好きかと言えば、圧倒的に猪木派だ。それは、リングの上だけでない要素が多分に影響しているからに違いない。馬場をカリスマ視する人もいないだろう。それは何故なのか。アメリカでのプロレスラーとしての、また、プロモーターとしての評価は、断然、馬場でしょう。とおろが、日本では、リング外での評価が大きくなるのだ。それは、とりもなおさずレスラーが市民権を得ているからだ。すると、リングの狭い世界だけでない部分がモノを言う。力道山の存在の大きさも、そこに起因するだろう。馬場に、そんな要素はない。アメリカ時代の馬場は確かに魅力的だ。モンスター扱いだけのレスラーとしてでない部分が見えるからだ。