読滋記14-977月31日(木) 「代償」伊岡瞬(角川書店)2014.3.31 いやぁ、読ませるな。達也は怪物、悪魔、こんなのが傍にいたら死んじゃうのも、仕方ないと思わせる。自分の手は汚さずに破滅に他人を陥れる。簡明な文章なのに、達也が浮かんでくる。これは、相当の筆力の持ち主だ。他の登場人物も、ひとりひとり顔、風体も思い描ける。美果なんて、中学の同級生なら、絶対好きになっていたな。ともかく、達也、生き延びろ、但し、小説の中だけだが。