ほとんど休みなんかないんじゃないかってぐらい仕事ばっかしてます

そのせいか休みだってなっても
なーんにもする気にならない

なーんもしないで無駄に休みを過ごしてしまうもったいない男です

もうこの時期はインフルエンザが流行ってきて
妻も年末にインフルにかかってるし
職場でも数名インフルにかかってます

次は僕だって宣言してはいるんだけど
ひとっつもなる気配すらない

こーゆーやつほどインフルにはかからないんでしょーね

とにかく職場もドタバタしてます。
僕のユニットではインフル感染者はまだいないのでこのままインフルにならずにやり過ごしたいとは思ってますが
そんな中で
入居者が1人亡くなりました。
インフルが原因ではなく
急に呼吸苦が出て病院にいったらそのまま入院して次の日に急変して亡くなったという感じなんだけど
入院したらしたでいろんな病気がやたらと見つかってしまってもうすでに手の施しようがなかったそうです。
数日前までは元気だった入居者で
笑って話したりしてたのに
命はいつなくなるか本当にわからないものです。
命と向き合う現場で働いているということを僕たち介護士は自覚するべきだとつくづく思います。
そんな入居者のご家族が荷物を取りに来た時
僕は夜勤だったから会うことは出来なかったけど
職員にこんなことを言ってたそうです。
『ここでみてもらえてよかった。ここに来たら肌ツヤも良くなって元気そうで、家にいるよりもぜんぜんよかったって親戚みんなで話してるんです。亡くなったことを悲しんで泣くのではなく、あんなこともあったなとか施設にきてこんなところに連れてってもらったんだよねとか楽しかったことを思い出して涙が出てくるんです。本当にありがとうございました』
そんな家族の言葉が僕たち介護士の救いになるんだなと感じます。
僕たちは何をしてあげれたのだろう。
もっとこんなことをしてあげればよかった。
後悔や悔しさを家族が悟ってくれたかのように優しい言葉をかけてくれました。
あなた達のおかげで苦しむことなく亡くなることができたよと。
とても親切で話しやすいご家族で
同じ介護士としての経験もあるご家族だからこそ
僕たちの気持ちを悟ってくれたのかなと思っています。
介護なんて自己満の世界だと僕は思う。
正解があるわけでもなければ不正解があるわけでもない。
だから結局、自己満の世界。
でも
いつか
本人が笑って最期を迎えることができること
ご家族が満足する最期を迎えられること
それを叶えるのが僕の仕事なんだと思う。
だから
僕がいる施設はどのユニットもそんな風に家族も満足できる最期を提供できる施設にしたい。
何年かかるかわからないけど頑張ってみようと思う。