星輝柚瑠さん。
とにかく
笑いのセンスが半端なく、
愛海氏の訳の分からない
演出にも動じる事なく、
はい、
こうですね。
と、どんどんやる。
立ち止まらない。
考えない。
ばんばんやる。
で、あのニコルが
完成したという。
(ぶさーいく、に被せる)
ターンバリーン!
わけの分からぬ
台詞も迷う事なく
言い放つ。
団員全員で撫でており、
出演者
として扱っていた。
星輝さんもまた
このもみじのような手で
ちゃまくん完全体と、
ちゃまくん分離体を
大切に扱っていた。
ニコルは自分の思い詰まる
ちゃまくんの成れの果てに
1番心を痛めたはず。
泣けるシーンに、
泣けない演出をぶつけてくる
愛海氏の独特なバランスを
読み取り、見事に
平民たちが
笑いながらも泣いてしまう
名シーンをやり遂げた。
恐ろしい子。
ニコルはやはり
役だったと、
誰もが思う存在感であった。
絶妙な
笑いと
感動を
混在させながら
演じられるとは
星輝さん、
只者では、
ない。