劇的に美しく。
崩しに
かかる。
それが
シークレット歌劇團0931の
真骨頂。
楽しいオープニングVTRの
あとに物語に誘なう大切な
瞬間であるからして。
マレフィセントとオーロラ姫をイメージした美しい絵本の挿絵のようなシーン。
このお役目を
観来さんと、星輝さんが。
2人は
VTRの上映中にスクリーンの裏側でわさわさとスタンバイ。
このまま。
黙って動かず
10分はこのまま。
修行の様な
時間。
執事のラファエル(銀河様)とミカエル(紅雅様)の語りが終わるまでじっとしていなくてはならず。
大変だった模様。
デルフィーヌ王妃役
観来さんの
「ねえ、もういいかしら」
は、もはや
本音。
2人の腕、腹筋、背筋、膝は
もうガックガクだ。
美しいカタチは
苦しい姿勢から成る。
歌う始末。
舞台はのっけから
体力勝負。
お疲れ様なこと!
美しい額縁、
幻想的な灯り、
ぼんやりと在る糸紡ぎ。
芸術的。
09のくせに。