「職場のストレス」から解き放たれて、
勤め人のまま「いきなり売れるための起業準備」を
スタートさせたいあなたへ
このままじゃいけない!!
と思う
勤め人のための
「新・勤め人ライフ」コーディネーター
のんです
初めましての方は、
のんのプロフィールをご覧ください。
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先日、テレビを見ていたら
昨年88歳で亡くなられた
女優の八千草薫さんとの思い出を
語る方がいて…
生前、八千草さんは
「ちょっと無理しないとダメなのよ」
みたいなことをよく言っていたという。
若い頃は、
絶世の美女といってもいほどの美貌
歳をとられてからも、
晩年まで
やわらかい美しいたたずまいがとても素敵で
あんなふうに歳を重ねたいなと
思う女性のひとりだったけれど
その背景には
「ちょっと無理しないとダメなのよ」
そんな意識があったのかと・・・
この言葉を聞いて、ふと
私は本棚にある
この本のことを思い出した
高橋幸枝著
「そっと無理して生きてみる」
表紙の著者は
100歳の現役女性医師
本屋さんをぶらぶら歩いていて
この表紙が目にとまったとき
なんともいえない
やわらかい優しい雰囲気に惹かれて
この本を買った
歳を重ねるなら
こんな雰囲気の女性になりたいなって思った
そんな
高橋幸枝さんも
「そっと無理をするぐらいがちょうどいい」
と言う。
なぜなら
「少しは無理をしないと、自分自身がダメになってしまうと思うからです」
人間の体は使わないと、ダメになってしまう。
筋肉は使わないと、萎縮して動かなくなる。
「少しも無理をしないリハビリ」では、
本当のリハビリとは言えない。
高橋幸枝さんは、入院したとき
心の中で「そっと無理してみよう」と思ってリハビリに励んだおかげで
驚異的な短い期間で退院できたという。
少し無理をしないとダメになるのは、
体だけではなく
心だって同様だという。
介護施設に入ったとたん
認知症になってしまうお年寄りが
少なくないのは
依存心が強くなり、
頭を使わなくなるからだと。
だから
「私はこれからも、ちょっぴり無理をしながら生きていこうと考えています。」
この本を、
改めて読み直していたら
驚くほど
ほかの成幸者達と言っていることが
同じだったりする
例えば
悩んでいるヒマがあったら行動する
とか
でも
同じことでも
100歳の現役医師の言葉は
その説得力が違う
文のトーンは
やわらかくサラリとしているけれど
気持ちよいいほど
ぐいぐい入ってくる
100歳生きた方が
そう言うのだから
間違いない!
と素直に思える
読んでいるだけで
心が上がってくる
歳を重ねて生きていく上での
心の栄養剤のよう
「ちょっと無理するぐらいがちょうどいい」
この言葉を、
50代の今
目にすることができて
よかったな
やっぱり
若い頃と比べると
同じことをしていても
以前より疲れやすい
しんどいなって、思ってしまう
楽になりたいなって、思ってしまう
けれども
そっと無理した方がいいんだと思うと
心がシャキッとする
例えば
ブログを書き続けるのだって、
正直いうと
ちょっとしんどい
運動不足解消と体力づくりのために
軽い運動を心がけてはいるけれど、
正直、
ちょっとめんどくさい
身なりを整えるにしても
鏡を見てがっかりしたりもする
めんどくさいな、
ラクしたいなと思ってしまう
だからこそ
ちょっと無理しないとダメ
そう思う方が
気が楽になる
私が歳を重ねる上で
憧れを感じたり
素敵だなぁと
心の中でお手本にしたいと思う女性は
冒頭のお2人のほかにも
島田順子さん、
岸惠子さん、
黒柳徹子さん、
あと…
ちょっと勇気を出して書くと
上皇后の美智子様
デビ夫人もすごいなぁって思う
書いていて
「お手本」と書くのもおこがましい方達ばかり
なんだけれど笑
こういった方達を思い浮かべると
やっぱり、誰ひとり、
「ちょっと無理する」を
して来なかった方はいないんじゃないかと思う
これって
自分をいじめることではない
自己犠牲でもない
自分が自分らしく
幸せに生きる上での努力
そのための
「ちょっと無理をする」
この意識を持つだけで
ものすごく
気持ちがラクなんです
昨日から…なんですけどね
「ちょっと無理するぐらいがちょうどいい」
こうしてブログを書く上でも
日々の日課をこなす上でも
体を整える上でも
私にとっては、
とてもタイムリーな言葉でした
私も
ちょっぴり無理しながら
生きていこうと思います
ありがとうございます
【追記】
高橋幸枝さんは
2020年1月16日
享年103歳で逝去されたとのことです
本を世に残してくださったことに感謝します
ご冥福をお祈りします