ヤクザが大好きな「Y社員」です

 

   この車の後ろに乗って「Y社員」が行きました

        会長の「専用車」です

     「日葬祭典 回想録」は「葬儀の話」「ヤクザの話」「雑談」の3本柱で書き込みをしています。

 

「杉並区立「松ノ木中学校」の前の店舗付き住宅を借りて「日葬祭典株式会社」の本社にしていたのですが、住吉会の葬儀をやる様になって資金的に余裕が出来たので京王井の頭線「久我山」駅から三鷹方面方面に向かって「〒久我山郵便局」の前を通り過ぎて5~6軒先の人見街道沿いに小さな4階建てのビルを購入して「日葬祭典株式会社」の本社を移転しました。

 

「暴対法」が強化されるまで、ヤクザ団体の「住吉会」本部の指定葬儀社を30年近くやっていました。日葬祭典株式会社は「住吉会」本部の指定葬儀社ですが、「住吉会」の組員ではありません。ただ「住吉会」西口親分に大変可愛いがられて「住吉会」本部の指定葬儀社にして貰ったのです。

 

ただ暴対法が強化されるまで30年近くヤクザ団体の「住吉会」本部の葬儀をやっていましたし、「住吉会」本部の指定葬儀社になってからは住吉会葬、関東二十日葬などの大規模な葬儀しかやりませんでした。

 

勿論一般葬もやっていましたし、病院、寺院、老人ホームなどの指定葬儀社になっています。取引先は13ヶ所ありますし、一応杉並区ではトップクラスの葬儀社だと自負しております。

 

当社が霊柩車の後ろに付く随行車を都内の葬儀社の中で、最初に「キャデラック リムジン」を購入しました。問題なのは駐車場と誰が運転と管理をするのかを中神と話しをしていたら「いつもハイヤーで来てくれていて、今は定年退職したあの運転手さんがいいんじゃないですか?」と言うので、定年退職した運転手さんと交渉をしました。

 

そうしたらたら大喜びで「是非やらせてください。リムジン車を運転した事は無いのですが、若い頃から車の運転手しかした事がないので、是非やらせて下さい」という事で、当社の随行車の運転手さんになってもらったのです。

 

当社の本社の裏に駐車場を借りていたのですが、キャデラック リムジンが長すぎて他の車が駐車出来ないので、大変な思いをしました。その運転手さんから久しぶりに電話があり「いつも中村社長のブログを楽しみに読ませてもらっていますと連絡がありました。

 

「ヤクザの葬儀ではリムジン車は使いませんでしたが、都内の「住吉会」の各一家の偉い親分の本部事務所のお中元、お歳暮を配った時は楽しい思い出です」と話してくれました。

 

「中神さんの自家用車に、駐車場で中村社長と中神さんを乗せて3人で都内の各一家の本部事務所の前迄行って、中村社長がインターホンで「中村です」と言うと「少しお待ちください」と返事がきたら、私が品物を中神さんに品物を渡して車の中で中村社長と中神さんが帰って来るのを待っていました」と言うのです。

 

「そして大体30分位すると2人で帰って来るのですが、いつも中村社長がインターホンで「中村です」と言うだけで、事務所の人は中村社長だと分かってしまうので、中村社長は凄いなといつも思っていました」とも言うのです。

 

そして「ある時からお神輿が大好きで、神輿愛好会「櫻睦」でいつもお神輿を担いでいるYさんが1人でお中元、お歳暮配りをやる様になった時の話をしてくれました。

 

「私が運転手をやらせてもらって確か10ヶ所位の各一家の本部事務所に行く様になり、「Y」さんも大喜びで私と2人で都内の住吉会の各一家の本部事務所に行く事になったら、必ず私に「ロールスロイス リムジン」を本社の前にに止めて置く様にと言われました」とも言うので「そうだったのか」と思いました。

 

「「ロールスロイス リムジン」に乗って「住吉会」の各一家の本部事務所から少し離れた場所に駐車をして、本部事務所に行くんですが、「インターホンで自分の名前ではなくて「葬儀屋の中村の所の若い衆ですが」と言うと「ちょと待って」と言われたら、品物を「Y」さんに渡してから車の中で待っていると直ぐに帰って来るんですよね」とも言うのです。

 

「私はなぜ直ぐに帰って来るのかと考えてみたら、Yさんは本部事務所の中に入れてもらえないから早く帰って来るのだと気が付いたんですよ。それとインターホンで自分の名前を言っても本部事務所にいる組員の人は、Yさんの事を誰も知らないので、「葬儀屋の中村の所の若い衆ですが」と言っている事に気が付いたんです」とも言うのです。

 

「それと中村社長と中神さんは事務所の中で必ず雑談をしてから帰って来るので、時間がかかるんだなと気が付きました。やはり「中村社長は凄いな」と思いましたよ」と話してから、「Yさんが私に真顔で「今度、社長と中神さんに事務所の中がどうなっているのかを詳しく聞いておいてよ」と頼まれましたと打ち明けてくれました。

 

「時々社長に私が「ヤクザ」の事務所の中はどうなっているのですか?と聞いた事があったのを覚えていますか?」と言われたので、「覚えているよ」と言ったら、「あれは多分Yさんが、神輿愛好会「櫻睦」の仲間の人達や、居酒屋なんかで知りあった人に「今日は、住吉会の本部事務所に行って来たんだ、と皆んなに言っていたんじゃないかと思いますとよ」と言っていました。

 

そう言われて、神輿愛好会「櫻睦」の仲間たちに「住吉会の最高幹部の本部事務所の部屋の中は、どうなっているんですか?」と聞かれた時に、事務所の中に入った事が無ければ答えられないので、私に「社長と中神さんから事務所の中の様子を聞いておいて」と頼んだ事がわかりました。

 

そして、「私が中村社長と中神さんから聞いた話しをお神輿の仲間の人達に話していたんでしょうね?」と言ってから、「お神輿の仲間の人達は本当にYさんの事を住吉会の偉い親分を知っていて「凄い人」だと思っていたんでしょうね」と笑いながら言っていました。

 

「それと、Yさんの中村社長と中神さんに対しての「嫉妬」と「ヤキモチ」は凄いものがありましたよ」と、笑いながら言っていました。