「日葬祭典 回想録」は「葬儀の話」「ヤクザの話」「神輿愛好会 櫻睦の話」「雑談」の4本柱で書き込みをしています。

 

京王井の頭線「久我山」駅から三鷹方面方面に向かって「〒久我山郵便局」の前を通り過ぎて5~6軒先の人見街道沿いに小さな4階建てのビルを住吉会の葬儀をやる様になって資金的に余裕が出来たので、このビルを購入しました。

 

いずれ住吉会本部の葬儀を中神と小田に任せる事にして、「暴対法」が強化されるまで30年近く、ヤクザ団体の「住吉会」本部の指定葬儀社でした。ある時退職した社員から電話があり、「社長久しぶりです。社長のブログを読みました。懐かしかったのと、色々な事を思い出して楽しい時間を過ごせました」と言ってきました。

 

その社員は当社で10年以上働いてくれて実家の仕事を継ぐ事になってので、当社を退職したのですが、会話の中で「社長、神輿愛好会「櫻睦」でお神輿を担いでいたY先輩は、社長のブログを神輿愛好会「櫻睦」の仲間の人達や、居酒屋などで話しをしていた人に読まれている事を知ったら、神輿愛好会「櫻睦」の仲間の人達に顔を会わせる事が出来無いと思いますよ?」と言うのです。

 

元社員に「何故?」と聞いたら、「社長は知らないと思いますが、自分はY先輩と一緒にお神輿を担ぎに行った事があるのですが、神輿愛好会「櫻睦」の仲間の人達に対して「俺の事を「住吉会」の全国にある各一家の総長や最高幹部の人達は殆ど知っていると思うよ。もし俺の事を知らなかったらその組員の人は「住吉会」の各一家の最高幹部の人では無いよ」と言っていたのを聞いた事があるのです」と言うのです。

 

そして思わず私が元社員に「本当に?」と聞いたら、「社長、全国にはいろいろな神輿愛好会があって、神輿愛好会の人達は皆んなお神輿を担ぐのが好きで、趣味が同なじ訳ですから皆んな仲が良いのです」と言うのです。

 

それと「何故だか知りませんが神輿が好きな人達はヤクザに興味がある人達が多いみたいで、日葬祭典がヤクザ団体の「住吉会」の大規模な葬儀の住吉会葬、関東二十日葬をやっている事を、神輿愛好会「櫻睦」と付き合いのある神輿愛好会の人達は皆んな知っているみたいでしたよ」と言いだしたのです。

 

そして「社長や中神先輩は葬儀の時は葬儀式場の中で、社長は陣頭指揮をとっていますし、中神さんはスナップ写真を撮しているので「住吉会」の西口会長をはじめ、住吉会の各一家の総長や最高幹部の人達が社長や中神さんの名前と顔を知っているのはわかりますが、Y先輩や自分達は、祭壇を飾って、受付、焼香台、椅子を並べて準備が終わったら、トラックの中で「式」が終わる迄待機をしているだけでしたから、「住吉会」の総長や最高幹部の人達は誰も自分達の事は知らないのです」と言うのです。

 

そして「たまにY先輩が葬儀式場の中を覗いて、組員の人達が焼香を始めたら焼香台の上の香呂の中のお香が一杯になったかを見に行って、一杯になっていたら新しい香呂と取り換えに行くぐらいで、「住吉会」の総長や最高幹部の人達は誰も自分達の事などは知らないんですよ」と話すのです。

 

それに「自分達は葬儀式場の中に入ってもやる事が何もない訳ですから、葬儀式場の中で何をしているのかも誰も知らないわけですし、Y先輩は、たまに式場の外で他の団体の参列者のお迎えに並んで立っている住吉会の若い組員の中に、何処かでお神輿を担ぎに行った時に知りあったお神輿が好きな若い組員の人に挨拶をしている所を見た事がある位ですからね」と言ってました。

 

「そして、あの四ツ木式場のピストル乱射事件の時も、社長がトラックの中で待機をしている自分達の所に来て「式場の中で、住吉会の向後一家と滝野川一家の2人の親分が、稲川会のヒットマンにピストルで撃たれたので、皆んなで2人の親分を式場の中の椅子を並べて、そこに2人の親分を寝かせられる様にしたら、四ツ木斎場の出入口の所に行って、救急車が来たら椅子が並んでいる式場に救急車を案内してくれ」と言われただけでしたよね」と言うのです。

 

「正直言って自分達は正直葬儀式場で何が起こったのかは誰も知らなかったんですよ」と言ってから、「それに、毎月一回住吉会館でやっている幹部会にもY先輩と一緒に手伝いに行った事があるんですが、朝5時過ぎに、日葬祭典の本社からハイエースに乗って住吉会館に着くまでに、途中の店で氷、ペットボトル、お茶菓子などを買って、それを住吉会館の台所に持って行くんですよ。

 

台所に若い組員の人が品物を取りに来たら直ぐに渡せる様にして、幹部会が終わって幹部の人達が食事して、皆んなが帰るまで台所の中で待機をしていて、皆んなが帰ったらY先輩と2人で幹部の人達が食べた折詰弁当をかたずけて、ハイエースの中に入れてから他のものをかたずけて、ハイエースに乗せてまた、本社の1階でゴミを振り分けて、ゴミ箱に入れて終わりなんです」と言うのです。

 

そして「自分達は住吉会館の幹部会で、どんな事が行なわれている事などY先輩も、自分も何も分からない訳ですよ。自分達がわかるのは住吉会館に参加する各一家の幹部が乗ってくる車の車種とナンバー位だけなのです」とも言うのです。

 

「でも神輿愛好会「櫻睦」の人達はそんな事は何も知らない訳ですから、Y先輩は神輿愛好会「櫻睦」の人達には、自分が葬儀式場では何をしているとか、四ツ木斎場のピストル乱射事件の時は何をしたんだとか、住吉会館の幹部会では何をしているんだという事を、あたかも自分が経験したように話をしているんですよ」と言うのです。

 

私が元社員に「Y社員は本当は何も知らない訳だから、何も話せないんじゃあないの?」と聞いたら、「社長と中神先輩からいろいろなヤクザの話をうちの社員は皆んなが聞いているじゃないですか? それをあたかも自分が経験したみたいに話す訳ですから、神輿愛好会「櫻睦」の人達は住吉会葬、関東二十日葬などの大規模な葬儀の事も、四ツ木斎場事件のピストル乱射事件の現場の事を何も知らない訳ですから、Y先輩が「住吉会」の話をしたら、神輿愛好会「櫻睦」の人達は信用しますよ」と言うのです。

 

「それだから、神輿愛好会「櫻睦」の人達が社長のブログを読んで真実を知ったら、ビックリするでしょうね」と言ってから、「確かJR中央線「吉祥寺」の縄張りは住吉会の四軒寺一家でしたよね?」と聞くので、「そうだよ、四軒寺一家の村田総長が「住吉会」の慶弔委員長で、葬儀の時は俺といつも一緒で俺と仲がいいよ」と答えました。

 

「それと若い組員は皆んなうちの会社の事を知っているし、俺が夜吉祥寺に行ってサンロードを歩いていると、四軒寺一家の若い衆によく挨拶をされるよ。1回中神と一緒に居酒屋に入ったら、四軒寺一家の若い衆に挨拶をされたので、それ以来夜は「吉祥寺」には出かけない様にしているんだ」と話したのです。

 

そして「お互いに気を使うのは大変だからね」と言ったら、「Y先輩だったら、絶対に喜びますよ」と言うので、「そんなものなのかね」と言ってから、「でも四軒寺一家の若い衆だったら、俺と村田総長の関係を良く知っているので、うちの社員にも気を使ってくれると思うよ」と教えてあげました。

 

それに「社長が住吉会の本部室長から貰ってきた、住吉会の各一家の総長や、最高幹部の人達の名刺や、個人の携帯電話の番号をY先輩に渡したり教えたので、Y先輩はそれを神輿愛好会「櫻睦」の人達に自慢げに見せているみたいだ」と聞いた事があります。

 

「もし神輿愛好会「櫻睦」の人達がそれを見たとしたら、全員信用していると思いますよ」と言ってました。「もしかして、神輿愛好会の仲間だけの人達でなく友達、居酒屋で知りあった人達にも話しをしていたとしたら、今迄自分で色々な事を話した事が全部「噓」だった事を知られてしまったら、これから先どんな顔をして皆んなと会うのでしょうね?」とも言っていました。

 

そして、「ただ気になるのは、Y先輩が神輿愛好会「櫻睦」の仲間の人達は、「住吉会」に顔が売れていると思いこんでいるので、それがバレたらどうなるかが心配ですよ」と言っていました。