先日、月間走行距離たったの60キロ
某フルマラソンのペースメーカーを担当。


本業が忙しく当然練習不足の領域です。
しかし
当日は、後半に多少足の重さを感じましたが、
担当した選手の調子を見ながら
ほぼ一定のペースでフィニッシュ。
タイムは3時間12分


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本当にその練習量で
そんなタイムで走れるの?
そう思っていませんか?

それを可能にした、単純かつ短い時間で出来る
 トレーニングをご紹介します!


~階段を駆ける~


実は、階段を上ることで、足を速くするための

筋肉を鍛えることができるんです!

具体的にどこの筋肉が鍛えられるのか。

大きくは大殿筋腸腰筋の2つ。

【大殿筋】

椅子から立ち上がるなど踏み込んだときに使われるお尻の筋肉。走る時に大きなパワーを生み出し、体力もあるため、速く・長く走るためには必要不可欠な筋肉の1つです。強化すると、足を後ろに振りだす力が働きます。

『腸腰筋』

背骨~骨盤~太ももの骨にベルトのように伸びており、脚を前に踏み出す時に必要な筋肉です。強化すると、足を引き上げるための力が働きます。

また、腸腰筋は背骨を固定してくれている筋肉で、この筋肉がなければ上半身の力(腕の振り)を無駄なく下半身に伝えることはできません。


正しい上り方

↓          ↓          ↓

意識することは3つ

①階段を足裏全部で踏み込む。

②つま先より膝が前に出るイメージで!

③膝ではなくお尻(大殿筋)を使うことを意識して、股関節から伸びあがるように踏み上がる。

↑          ↑          ↑

バランスよく上るコツ

①腕を縦にまっすぐ振る

→推進力を生む

1歩ずつ丁寧に上る

→細かく筋肉が鍛えられる+持久力がつく

段を飛ばして走る

→より負荷がかかり、パワーがつく

    乳酸に対しても強くなる


さらに

心肺機能も上がるため、短い時間で効率的な練習が出来ます。


マラソン前に仕事や予定が多忙なランナーも

少しは不安が解消されるはずです。

もちろん忙しくなる前に走り込んでおいたり

土台は必要です。


また、日常の中で階段を上り下りする際に

意識すると少なからず鍛えられるので

エスカレーターやエレベーター等ではなく、

階段を利用してみてはいかがでしょうか?