「病は気から」というが、心臓疾患と腹膜炎の疑いにとらわれると、そんな気になってくるが、一気に治す一番の薬は怒ることらしい。
「背中が痛い」「おなかが痛い」と言っただけで、内科で診察券を出した直後に体温計を渡され、わきの下に挟んだらたった5秒でアラーム音、抜いてみたら37.6℃。すぐに別室(実際は勝手口のごみ置き場)に連れていかれて、「PCR受けて陰性証明もってきてくれないと診察はできない」と1年半前にも言われたこのセリフ、腹痛の場所は明らかに消化器内科の専門分野のはずだが、熱があるというだけで解熱剤寄越して門前払いとはどういうことだ?
帰ってきてからだんだん腹が立ってきて昼食後に爆睡級の昼寝を2時間。
これで起きてみたら、意外とスッキリしている。
この分なら、今夜はゆっくり眠れるな。
訪問ナースと朝イチで話した時の会話の内容も、よく思い出してみると、けっこう冷たい言い方だ。
やはり、自分のことは自分で決めてやらなきゃいけないということだな、と痛感した。
めざまし占いの最下位で、あんまりいいことはなかったが、改めて「自分のことは自分で決めろ」という基本姿勢を貫くべきだと思い直した。
そうやってブリブリ怒っていると、身体に現れていた症状がだんだん消えていくのがわかる。
やっぱり、怒ってないと身体に悪い、ということか。