8月22日・日曜日・3日続けば本物だ | ほりたんのブログ

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ここ3日間連続で東京都で5000人超え、全国で25000人超えの新規感染者が確認されている。

1日だけなら「たまたま」、2日続けば「来たかな?」であるが、3日続けば「まずは本物」というところだ。

競走馬でも3連勝すると「たいしたものだ」と褒められ、出走時の人気がぐっと上がるが、ここで4連勝がなかなかできない。

4連勝してしまうといよいよ本物だと言われ、名馬へのステップを駆け上がるものだが、今日は日曜日。

今日の数字で東京都5000人、全国で25000人を超えていれば、専門家の先生方が言うような「制御不能」に突入することになりかねない。

連日記録を更新している感染者数の過半数を占める20代・30代の若者たちの無関心と無防備が大きく貢献している上に、コロナという感染症やワクチン接種の意義と効能についての不勉強が重なって、様々な悲劇も起こっているが、千葉県柏市の妊婦さんの事案については、どれだけの妊婦さんが自分に置き換えて考えたのだろうか。

根拠のないデマに踊らされて深みにはまってしまう日本人というのは、第二次大戦時に「大本営発表」なる大ウソの発表に踊らされてえらい目に遭った現在の80代以上の高齢者は身に染みているはずなのに、まったく懲りることなく再び踊らされているのを見ると、「歴史は繰り返す」と言わざるを得なくなる。

自分で現状をきちんと分析して自分で考え、判断するという習性が今も昔も日本人には「ない」ことは明らかだが、ここを脱却しない限り、日本人に未来はない。

文書を読んで、自分で考えるという習性に欠けることは、20数年前に進学塾にいた頃の小中学生に見られた傾向だが、そのまま時だけ過ぎた感じである。

仕方ないと言ってしまえばそれまでだが、その頃からのツケをこれから払わされるのかと思うと、気が重い。