​コンビニ店員の苦悩。その2


私は、一体何人の人を殺めたのでしょう。

頭の中で。刺殺してみたり、銃で打ってみたり。と、考えればキリがない。

私は気づけば殺人鬼となっていました。

妄想は、罪では無いのです。口外しなければ。

そんな、私の悩みの1つがバイト先のお客様である。


記念すべき2人目

  ​イフ・メモリー

つい、先日の出来事でした。

コピー機の操作の仕方で、お客様は大変頭を悩ませてらっしゃいました。それは、マダム。

私は、問うた。「マダ〜ム、何かお困りですか?」営業スマイルを貼り付けた私がマダムに近寄ります。マダ〜厶は眉間にシワを寄せて私に言いました。「今までできた事ができない!」と。

私は、マダ〜厶とははじめましてでございましたので、丁寧に尋ねました。「どういったご用でしょうか。」と。マダ〜厶はシワを谷のように深くして言いました。「この前もやってもらった!今までここ何年も店員さんにやってもらった!だから、アンタも分かるでしょう!!」と。おぉ、マダム、貴方と言うお方は、、、ホントに。

「すみません、私はお客様とお会いしたのが初めてでしてお客様が何でお困りなのかさっぱり」

「ウソ言わなくていいんだよ」おぉ、マダム。何故あなたがマダムなの?

どうにかこうにか、お客様のやりたかった事をお聞きすることに成功した私は考えました。

それは、うちのコンビニで取り扱いが無いものだと。あらヤダお客様、夢でも見たんじゃございません?なんて、言えたらどんなに楽でしょう。しかし、相手は一筋縄ではいかない強敵。

参りましたね。「申し訳ございません、そのようなサービスはウチでは取り扱ってないんです、」精一杯の申し訳ない顔をした私にマダムは言いました。「いいや、ここ何年もやって貰ってる」うん。うん。何年もやってもらってるなら、覚えようか。てか、何年もやってるって何?

そもそも、そのサービスはウチでやった事ないけど?!

江戸時代の話を掘り返すマダムの横で、私の頭の中にお客様の顔面をコピー機に挟むと言う愚行が行われました。

考えた末、私は店長を召喚してマダムと別れました。私もまだまだ、なんて。

これを機に、マダムがコピー機の操作を覚えて下さいますように。



コンビニ店員とは、簡単そうに見えてとても難しく精神的に来るものがある。たくさんの暖かい人がいる分、その倍悪い人が居る。

どうか、世の中のコンビニ店員さんが報われますように。もちろん、店員さんだけでなく読んで下さった方も、これから読むであろう方も、読まない方も。皆さんに幸あれ✧*。(*ˊᗜˋ)✧*。

それでは、また次回の《じこっちゅー》なお客様でお会いしましょう。

ではでは、SARABA。