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 公民の授業では1票の格差問題を学びますが、日本の選挙制度の問題点はもっとあります。そもそも間接民主制なので、代表者を選ばなければならない仕組みですが、選挙権を持つ地域に自分の支持する政党の立候補者が必ず出馬するわけではありません。例えば、教室がある神奈川1区は自民・立民・参政・維新・共産が出馬しましたが、今回議席を増やして話題になった国民や公明・れいわなど立候補者がいない政党はいくつもあります。つまり自分の推したい候補者が、必ずしも自分の住む選挙区にいるわけではないのです。有権者は主役でありながら小選挙区では誰が候補者かわからずに住んでいるので、その住んでいる地域の候補者にしか投票できないために、ある種の罰ゲーム感を味わわなければなりません。これでは投票率も上がりません。衆議院選挙はどこに住所があっても立候補できるので、いわゆる刺客を送り込んで対立政党の有力候補者と一騎打ちのような形に持ち込むことは出来ますが、今それほど信頼のおけるインフルエンサーは、QuizKnockの伊沢氏くらいでしょうか?知識が多くある人は沢山いますが、知名度と影響力があり、人柄もある人物はそうそういません。クイズノックの面々には純粋にクイズを楽しむというフェーズを越えて、いつか政策集団になってくれないだろうかと勝手に期待しています。

比例復活を批判する投稿もネット上では目立ちますが、一方で比例がなければ当選者が出ていない政党が多く生まれてしまいます。比例にはそうした「小選挙区で落としたいと思っていた候補者が、せっかく落ちたのに復活する」という側面と、「弱小政党からも議員を出せる」という両側面があります。選挙制度の見直しも必要だと感じた今回の選挙ではないでしょうか。大選挙区にも中選挙区にも欠点はあります。ネット投票もハッキングなどの懸念からまだまだ実現は難しいでしょう。