志望理由書の添削① | メガネ先生のブログ

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 毎年これからの時期は志望理由書や、自己推薦書、小論文の添削が圧倒的に増えます。文字数は400字から2000字まで様々ですが、やはり文字数が多くなればなるほど構成力が必要になるので、難しくなります。もちろん400字程度ならテンプレでほとんど埋まってしまうので、それほど赤くなりませんが、800字を越えてくるともう直すのが大変です。何を言おうとしているのか直接確認しないと分からないもの(主語がなく省略が多い文章)から、誤字脱字、接続詞が正しくない、同じ表現の乱発など直すところは多いです。1200文字を越えてくると、文章全体の構成を考えないといけないので、国語が苦手な生徒の場合、神奈川トップ校レベルの生徒でも、小論文はハードルが高いです。表現が稚拙なのでわざと難しい言葉を使おうとして文章全体が崩れていたり、不自然な文章が散見されます。

 テクニックとして覚えておいて欲しいのは長い文章を短くしていく方が、短い文章を長くするよりも簡単だということです。400字の文章を書きたいなら600字書いて、そぎ落とす方が文章はスッキリ読みやすくなります。その他についてはまた時間のある時に書きます。