夏の勉強計画②中級大学英語編 | メガネ先生のブログ

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 現在、個別指導部では受験生に夏期講習の授業計画を策定しています。志望大学別にするべきことや、優先順位が変わって来ます。私自身が生徒を直接見ているので、個々の資質や苦手科目を把握しており、かつ志望大学のレベルに達するまでに取り組むべきことが分かります。また現状の理解度・習熟度によって反復すべきところと、新たに取り組むべきことが決まります。なので本来はもっともっと細かいのですが、概略を説明します。自身の現在の偏差値(直近全国模試の結果で構いません)と志望大学の偏差値との乖離がどのくらいあるかを見ましょう。

例えば現在英語の偏差値が40くらいの生徒は、そこそこ基本の文法や単語は知っているけれど、細かい文法事項は把握しておらず、to+ Vingのような覚えれば良いだけの暗記事項を覚えることと、単語の意味を正確に品詞を含めて理解することが最優先です。

look forward to Ving/with a view to Ving / What do you say to Ving/ be used to Ving/ devote oneself to Ving/ when it comes to Ving/ object to Ving

のように有名なフレーズは熟語帳などにも載っていますが、全て覚えていないと厳しいです。他にもありますが、この7つはすぐに思い出せるようにしましょう。他にも独立不定詞、動名詞を用いた慣用表現、仮定法表現など暗記で戦える文法は全て覚えましょう。文法が苦手な人が最も苦手なのは並べ替えです。

 

文法をクリアしている人は読解中心に勉強しましょう。英文構造を正確にとる練習が必要です。慣れてくると前から訳せるようになります。文法を理解する必要性は、修飾関係がわからないと、意味の切れ目でスラッシュ/が入れられないからです。また単語を知っているだけでは正確に訳せません。

有名な代表例

 I'll study if it rains tomorrow.

 I'll study if it will rain tomorrow.

上は明日雨なら勉強するですが、下は雨が降るかどうか調べるです。基本が大事なので、コツコツ頑張りましょう。