夏期講習があまりにも忙しいので、ブログを書く暇がありません。今日は面談も控えているので、手短に。
やはり学力というものは「やる気」に比例します。やる気のない人はいくら時間をかけてもたいして伸びません。その理由は脳が積極的に覚えたことを忘れようとするからです。
人間は嫌なことは忘れるように出来ています。そうでないと生き続けるのがしんどくなるからです。逆に自分にとって興味があり気になることは積極的に知ろうとするので忘れにくくなります。興味があって繰り返し見るので、更にその記憶は強化されます。また記憶はその周辺に関わることとセットで一連の出来事として思い出せるようになるとさらに強化されます。
生徒との会話でよくあるのが、「ああ、~みたいな」といった非常に曖昧な表現でなんとなく習ったことだけは覚えていても、肝心の言葉が出てきません。英単語でも同様に、毎回スペルが少し似ている単語の意味を答えてきて、こちらがツッコミを入れることになります。いわゆるベイカーベイカー症候群で、物事は情報が一つしかないとそれを単体で覚えるのは難しいのです。故に単語の勉強も本来は英文ごと全部を覚えてしまう方が忘れません。数学でも解法ごと丸々おぼえた方が理解が深まります。しかし面倒くさい、やりたくないと思っている人には難しい問題でしょう。折角覚えても脳が勝手に忘れようとしているのですから。
とはいえ、向いていないことを頑張ってやろうとすることは経験上あまり勧めていません。だいたい上手くいかないのを見てきてしまったからです。向いている方に進んだ方が努力は少なく済むのは自然の摂理です。