メガネ先生のブログ

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 今日は生徒の保護者の方と面談をしました。我々のような小規模の教室では生徒の顔というものがよく見えます。生徒が少なくなればなるほど鮮明に顔色が分かると言っていいでしょう。面談では彼らが普段どのように教室で過ごしているのかを事細かに説明できます。何が好きで何が嫌いで、何が得意で今何につまづいているか、皆さんの通われている教室ではお子さんのことをどこまで把握されているでしょう?

 教室ではご家庭では話さないような話題も生徒の口から語られることが多々あります。友達関係、学校で起こっている問題、家庭のことと内容は様々ですが、学習環境をより良くするためには、必要な学習自体をいかに上手に生活習慣の中に根付かせていくかです。「ことばの学校」では読書というものに焦点を当てて、本をじっと読んで進み物語の情景を自身の中に再現していくことを求めていますが、読書が苦手な生徒にとっては、簡単ではありません。実際読み終わった後にどんな内容だったか、うまく説明できる生徒もいますが、内容があんまり入っていない生徒にとっては他の人に理解できるようにはなかなか説明できません。順番があちこち飛んだり、時によっては主人公が誰だか分からなくなったりしていることさえあります。

 ただ自身のお子さんを常日頃からよく観察されているご家庭は、その生徒のあるあるについて話すと非常に同意していただけます。教室での様子が手に取るように思い浮かぶのだと思います。大事なことは愛情を持ってよく見ることです。我々はプロなので、生徒の一挙手一投足をよく観察しています。時に行儀の悪い子は即注意します。先日も講師の座っている椅子に自分の足を乗せる生徒がいたので、即注意しましたが、塾でも家庭でも子供をよく見て次に必要な物が何かを常に考え続け、与えることが、私たち周りの大人の使命ではないでしょうか?