たった一言が | 突然旦那が亡くなった…その後の私の人生の記録。ずっと主人と共に

突然旦那が亡くなった…その後の私の人生の記録。ずっと主人と共に

2,018年6月
54歳で主人が突然亡くなりました。
私はその時45でした。

同じような経験や思いを持つ方、そしてそうでない方もこの突然の出来事、この思い、何よりもこの世で54年生きていた主人の事と、その後の私の人生を知って頂けたら幸いです。

真っ赤の他人の言葉なのに、

ほんの一言耳にするだけでそれが心に引っ掛かるような、
そこから酷く悲しくなることが今の私でもよくあります。





「今日旦那が帰って来たらやってもらおうと思ってる…」

そんな一言を偶然耳にしました。
私との会話なんかじゃ無く、全く知らない人の話です。

関係ない人なのに、この人には旦那さんが(今日これから)帰って来るんだな…

そこを思っていきなり悲しくなる。



わかっているのに、
もう頭ではしっかり帰らないのだろうと理解してるはずなのに、どうしても心がだめで帰ってこない現実がまだまだ悲しい。

そこを認めてしまうことがあまりに辛くて怖い。






自分(だけ)がポツンといるこの家に他の誰かが帰って来てくれるって、それは本当に幸せな事だったんだ。


これももう、私の手の届かないもの。
だってこれは主人で無くては決して出来ない幸せだからね。

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なんだかこの頃、本当にひどく逢いたい。

私自身淡々とも生きているんだけど、生きれてるんだけど、とにかく逢いたくて、顔が見たいし触れたいし、声が聞きたくてたまらない。