昨日の夕刻、買い物に出掛けた折にご近所のおばちゃんと出逢った。
昨今ご主人の姿を見掛けなくなったので「おじちゃんお変わりありませんか?」とお声を掛けた。
おばちゃんから返ってきた言葉
「今日ね、役所の男の人が二人で来たの。
で、お父さんに会わせてくれと、話をさせてくれと言うのよ。
お父さんなら元気で居間で新聞読んでますから、どうぞお上がり下さいと言ったけれど、上がらないと言うし・・・
お父さんは俺は話すことなんて無い!とご機嫌悪くなってさぁ・・・大変だったのよ。」
おじちゃんは、足腰弱って外出も殆どしなくなってしまった様子。
お出掛けの時は、必ずおばちゃんが付き添って行く。
そのお出掛けも、月に一度あるかないか・・・
お隣さんだっておじちゃんの姿を見掛けることがなくなってるはず。
医者嫌いで一年に一度ある「高齢者無料健康診断」を一度も受けたことが無いのだそうだ。
公的年金は受け取ってはいるが、介護認定もナシ!その上に通院履歴もナシ!
結果???役所の方は「生存確認」に来たらしい。・・・と、おばちゃんは苦笑。
「最近、高齢者の事件が色々あるからご心配戴いたようなのよね。でも、お父さんは、頑固で・・・医者嫌いだから・・・もう困っちゃうの。」
昨今の世の中・・・
80過ぎて、後期高齢者保険も介護保険も使った形跡がないと色々とご面倒掛けることになるのね。
おばちゃんの愚痴話は、結婚して遠方に住まってる息子夫婦に飛び・・・
「あなたのようなお嫁さんだったら、うちのお父さんもあたしも何も心配することなかったのにねぇ。
お宅のお婆ちゃんが、あなたを本当に良く褒めてたんだよ。
お嫁さんに来た時からさぁ~。自慢のお嫁さんだったんだよ。
あなたがお嫁に来るまではN子ちゃんが自慢の娘のにさぁ~、いつの間にかN子よりずっと良い!って・・・一緒に住んでくれて痒い所まで手の届く優しい嫁なんだといつも言ってた。
お宅のおじいちゃんもお婆ちゃんも、幸せだったはずだよ。
お爺ちゃんとお婆ちゃんを看取って、自分の親を引き取って面倒看てるあなたを見ていて本当にそう思うよぉ。
良いお嫁さん貰うと最後の最期まで幸せで居られるよねぇ。
Tちゃん(旦那のこと)は、一番の親孝行したよねぇ。この町内であなたみたいな親孝行なお嫁さんは居ないよ。
あなたは、本当に偉い!良い娘さん持ってお母さんも幸せ者だぁ。」
おばちゃん、目に涙浮かべちゃって・・・
ついつい、私までつられてウルウルしちゃったよ。
おばちゃん・・・ありがとうね!
本当にありがとうね!
そして、さっちん・・・
そんな風にご近所さんに言ってくれてたんだね。
嬉しかったよ。本当に嬉しかったよ。
ありがとう!
同居して・・介護して・・・15年。
お義母さんから貰った「最高の【勲章】」になりましたよ。
この会話を支えに、これからも頑張るからねっ!
どこからか見守っていて下さいね、さっちん!